国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   わたしにとっての自然   梅好き

 里山を歩いていると何人ものハイカーとすれちがう。それぞれの人は何かの楽しみを求めて里山を訪れているのだ。遠い故郷のかわりに、ダイエットのため、おいしい空気を吸うため、写真をとったりスケッチをするため、バードウォッチングのため、つりのため、などさまざまだろう。それぞれの目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然だ。金銭的な補助もあるでしょうが、人手が不足している里山で下草刈りなどの世話をするボランティア活動であってもいいと思う。生ゴミのようなゴミを町に散乱させないこと。生ゴミをあさるような野生動物にしてはいけないと思う。野生動物の脅威になる野犬や野良猫を作り出さないことも必要だろう。そして、野生動物とのほんとうのつきあい方を私たちがしっかり知ることだ。(要約)
 わたしは毎年夏休みに、家族で山中湖に旅行に行く。(体験実例)丁度去年、富士山にドライブをしに行った。ドライブだから五合目しか行けなかった。けれど、一合ずつ車からおりて、外のながめを見て行ったから、とてもいい経験ができた。弟は、六合目くらいまで一人でずんずん歩いて行ってしまった。弟は見かけによらず、甘えん坊でさみしがりやだから、母がもう行っちゃうよと言うと、まるで、雪だるまが転げ落ちてきたみたいに、かけおりてきた。(たとえ)それはそれは、とてもきれいなながめで、わたしはなみだが出そうだった。(笑)(ユーモア表現)
 自然は人間にとって、とても大切なものである。これからは、もっと自然にふれ合ってみたいと思った。(一般化の主題)

   講評   miri

 ハイキングに出かけたりすることも多くなるこれからの季節にぴったりな長文でしたね。
 要約は、よくかけていますが、全体のバランスからいうと、もう少し短くまとめられると、もっといいかな。
 体験実例では、山中湖に行って、富士山にドライブした時のことが書かれています。弟さんが、転げ落ちてきたみたいにかけおりてきたところ、目に見えるようです。このような書き方で、、まわりのながめについても、どんなにすばらしかったか、教えてほしいなあ。
 一般化の主題は、とても短くじょうずにまとめていますね。あと、少し発展させるとすれば、「もっと自然にふれあう」ことのひとつとして、自然を守るための提案があるといいですね。どんなことができるか考えてみましょう。
 最後に、要約の部分で「金銭的な補助もあるでしょうが」とありますが、全体が常体で書かれていますので、「あるだろうが」にしたほうが統一がとれてよいです。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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