国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2566 今日422 合計2988
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私の長所と短所   うくほ

 私は去年の四月に、こんな事があった。中学校に入学して少し経った頃に、プロフィールの紙をもらったので、書いたのだが、その中で、「あなたの長所と短所は?」というのがあって、私は迷ってしまったのだ。短所はありすぎてわかるが、自分の長所がわからなかったからだ。だから、その後家に帰ってよく考えた。そしたら、長所は、あまり極端に落ち込んだりする事がないから、「前向きだ」ということと、短所はおこづかいを貰ったらすぐにつかってしまうから、「無駄遣いをしてしまう」ということが思いついた。
 確かに、長所を発見し、それを伸ばしていくのは大切だ。例えば、さっきのように、私の長所は前向きだという事だが、前にこんな体験をした。去年の夏休み、ピアノのコンクールがあって、私も参加した。練習も普段よりたくさんしたつもりだった。でも、一回目は予選で落ちてしまった。でも私は、「まだ一回目だ。次もあるから今までよりたくさん練習して、本選に進もう!」と思って、今までよりたくさん練習した。そして、二回目の結果は本選に進めたのだ。だから、私は、こういう前向きな気持ちがなかったら、練習するキッカケはなかっただろうと思った。
 しかし、短所を直す事が大切だという考えもある。例えば、私の短所は「無駄遣いをしてしまう」だったが、ついさっき見たニュースで、社会保険庁と年金に関することがやっていた。それは、年金を社会保険庁が車や海外の出張代や社宅を建てるのに使っているという事だった。これは、国民からの年金を無駄遣いしている事と同じだろう。これを直していかないと、将来、私達は年金をもらえない事になるらしい。だから私も、無駄遣いをしてしまうという短所を直していこうと思う。
 今までの事を総合化してみると、長所を伸ばすことも短所を直すことも大切だ。でも、一番大事な事は、長所を伸ばす事か短所を直す事かではなく、自分自身を向上させるという目的である。それに、「なまけ者であることを批判するよりも、人間とはもともとそうしたものだというところから出発するべきだ。」という名言もあるように、両方とも個性としていたほうがいいと思う。

   講評   kira


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)