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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の目標   ゆう

四月から新学期が始まり、私は高校二年から高校三年へと学年が変わる。この機会に目標を設定し、新たな気持ちでそれに向かってがんばりたいと思う。
私は高校一年の時から弓術部に所属している。今では一番上の学年となり、主務という仕事を任され、毎日を部活についやしている気がするほど忙しい。「大変すぎる。もう辞めたい。」と思ったことは何度もある。しかし一方で「やるからには精一杯がんばろう。」という気持ちにいつもたどり着く。それはたぶん私が弓というスポーツが好きで、部員のこともすごく好きであるからだと思う。私の目標は個人でも団体でも良いから、インターハイに出場することである。実際に出場することはとても難しい。1次予選を突破し、2次予選では県内で一位にならなければならない。今の私にとってインターハイに出場するということは、まるで夢のような出来事なのである。それでも私はこの目標に向かってあらゆる努力をし、実現させたいと思う。現在の状態でそれを達成することが難しいのであれば、今以上に努力をすれば良いのである。まずは部活動意外の時間でも常に弓の事を意識し、家でできるイメージトレーニングや筋トレを怠らずに行うことから始めるべきだと思う。そして今以上に向上心と集中力をもって練習に取り組むことも重要になってくる。日々の努力をかかさずにかつ弓をひくことを楽しむことを忘れず、充実した高校3年生を送りたいと思っている。

   講評   nanako

裕子さんは、この春から高校三年生ですね。「高校生活最後の年を、私はこんな目標を持って過ごして行きたい」と、自分の目標をしっかり見つけられたのはとてもすばらしいことですね。目標を持つことで私たちは自分の気持ちを奮い立たせることができます。目標に向かって努力することは、自分の持っている可能性をグングン引き出す力になると思います。裕子さんが、目標に向かって一歩づつ前に進んでいけるよう先生も応援しています。
 作文を書くときに、いちばん基本になることは「会話」「思ったこと」「たとえ」を入れることです。「会話」を入れることで自然にそのときのようすがくわしく書けるようになります。「思ったこと」を入れると、自分らしさが伝わる作文になります。「たとえ」を入れることで、表現することを楽しんでほしいと思います。覚えておいてくださいね。
 弓道部の主務として毎日がんばっている裕子さん、「もう、辞めたい」と思うこともあるけれど、それでも「がんばろう」という気持ちにたどり着くと書いてくれました。なぜ、そう思うのかその理由が書けたところがとてもいいですね。
 目標を掲げただけでなく、その目標のためにすべきことをしっかり考え書くことができましたね。「まるで夢のよう」というたとえもじょうずです。
裕子さんの強い意志が伝わってくる力強い作文になりましたね。大好きな弓道と仲間に囲まれた裕子さんはきっと強くなれると思います。
部活動意外→部活動以外

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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