国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   存在   にわとり

 「ふしぎ」と言えば、「私」という人間がこの世に存在しているということほど「ふしぎ」なことはないのではなかろうか。「私」のふしぎを忘れたましいのことを忘れて生きている人に、その「ふしぎ」をわからせる点で、児童文学は特に優れていると思う。たましいというのは、直接にちゃんと定義するなどということはできない。自分の人生を生きるとき、死ぬときにあたって、自分の生涯そのものが世界のなかで他にはない唯一の「物語」であったこと、「私」という存在のふしぎがひとつの物語のなかに収められていることに気づくことであろう。自分の人生を豊かで、意味あるものとするために、われわれはいろいろな「ふしぎ」についての物語を知っておくことが役立つのではないか。
 確かに、努力をして、自分を高めることは大事だ。(意見)水泳を習っていた頃は、ただ皆のタイムに少しでも近づかなくては、と必死だった。しかし、今水泳をやめて、余裕のある生活(・・・)をしてみると、何故あんな我武者羅にタイムばかり気にしていたのだろう、と考えるようになった。もちろんタイムも大事だが、自分のありのままの姿を人に見てもらい、認められることが第一なのではないか。人間は、自分の最高の実績を残したがる。が、自分のありのままを皆の心に刻み込むことが大事なのだと思う。(体験)
 しかし、自分の実績を歴史に残すことも大事である。(意見)「クロールで28.5秒という成績が!よし、人類の歴史の1ページに刻み込もう・・・ガリガリガリガリ」(笑)これは大げさだが、このように、自分の最高記録を残していく。これはとても大事なことだと思う。努力したからでた記録なのだが、まあ人間記録を残すことも大事だ。
 確かに、自分を高めること、実績を歴史に残すこと、どちらも大事である。しかし、1番大切なのは、自分という存在を、ずっと忘れないことだと思う。「自分という存在がちっぽけに思えて」そのようなことばを時々聞くが(?)そんなことは決してないと思う。「自分」という存在は、とても雄大なものであるとわたしは考える。自分が存在するからこそ、地球はまわっている。(総合化の主題)『英雄が歴史を作るのではなく、歴史が英雄を作る』という名言があるように、人類の歴史があってこそ自分が存在する。自分という存在をなくしてしまっては、歴史はなくなってしまう、そのくらい大事なものだと思う。

   講評   jun


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