国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3224 今日3772 合計59332
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   男女別姓   うりね

現在夫婦の別姓について論議されている。
昔は夫の姓を名乗ることがあたりまえであった。しかし、現在は夫と妻の姓を分けて呼ぶ夫婦が多くなっている。
私は昔どおりに夫の姓で統一して名乗ったほうが良いと思う。
その理由はこうである。
第一に、夫の姓を名乗ることは昔からの伝統である。伝統は長年続いてきたもので、それなりの意味を持つ。
その伝統を崩すということは、社会の流れを変え、少なからず代償があるということである。
第二に、夫の姓で統一することは、家族にまとまりを与え、その象徴となるからだ。
例えばこういう実例もある。
ある家庭で父親が強く、母親が弱いという家族がいる。その夫婦の子供は比較的まともに育ちやすい。
しかし、父親が弱く、母親が強いという家族では、子供が比較的非行に走りやすい。
それは子は父親の背中を見て育つという言葉があるとおりに父親が子供の成長に大きく関わっていると考えられる。
確に夫婦別姓で名乗ることにも良い面はある。
例えば、男と女は同じ権利を持っておりそれのために別姓を名乗ることは理にかなっている。
そして今の時代、女姓が社会進出するのはあたりまえとなっている。
結婚前に仕事で活躍して世の中に名前が広まると、結婚後に姓を変えることによって何らかの弊害が起こる可能姓がある。それを防ぐために夫婦別姓にするのは良い手段である。
これらの意見をまとめて、芸能人や作家など仕事に弊害が出る場合のみ夫婦別姓を名乗り、それ以外の人は夫婦で姓を統一するべきである。

   講評   nane

 全体の構成はこんな感じでOK。複数の理由という書き方はよくするから覚えておこう。
 段落がわかるように、3文を目安に行を変えていくといいよ。
 結びの段落では、「確かに……」という言葉を入れながら書いていこう。
 全体の字数は、これぐらいで大丈夫。最終的な目標は、1時間で800字。しばらくは、パソコンで書いていき、試験が近づいてきたら手書きで練習していこう。
 こちらで問題を用意するけど、自分でやってみたい問題があれば持ってきてね。
 次回は、感想文の練習。感想文スタイルの小論文が多くなっているから、書き方を身につけておくと役に立つ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)