国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   価値   ラブリー

 価値
 次元の異なる2つの過程が重なりあっている。木自体がもっている価値を生かすか、商品としての木の価値を優先するかをめぐって、木にたずさわる者たちもまた動揺してきた。ときに力強く木の育った美しい森と経営効率を優先させた森の違いとなってあらわれ、製造や建築の過程では、職人的な仕事と商品をつくるだけの労働の違いとなってくる。大工の腕などが健在である間は、木と人間は一体化して、木の文化をもつくりつづけることができる。(要約)
 わたしは、お金よりもっと大事なものがあるということを考えたほうがいいと思う。
 第一の理由は、お金だけ考えて生きていくのはちっぽけなものだからだ。
 何でもお金で判断したりするのは、その人がちっぽけな証拠だ。例えば、芸能人で豪邸に住んでいる人のお宅訪問のようなものをやっているが、その人はとにかくお金をかけてテレビを見ている人に自慢しているようにしかわたしには見えない。確かに、お金をたくさんかければそれだけいい物もあるだろう。でも、お金を見ただけで決めていたら、その物の本当のよさが見えてこない。お金で価値を決めるのではなくて、他のいい面でその物の価値をつけるのがいい。
 第二の理由は、お金以外でもっと大切にしなければいけないものがあるからだ。
 例えば、誰かからプレゼントをもらって、そのプレゼントはとっても高価な物だったとする。でも、そのプレゼントにはなんの気持ちもこもっていなかった。確かにとっても高い物をもらえたら誰でもうれしいだろう。でも、そのプレゼントには何の気持ちもこもっていないのだ。それでは、もらってもうれしくない。そういうプレゼントは逆にいらないと思う。
 私も、中学に入学したときに幼馴染で1歳年下のの友達からプレゼントをもらった。写真立てで、アルバムのようにもなっている。私は、それをもらえてってもうれしかった。気持ちがこもっているということがわかったからだ。多分、この写真立ても、決して安い物ではないだろう。でも、気持ちがこもっているだけで私はうれしかった。こんなプレゼントをもらいたいしあげたい。
 確かに、高価な物をもらえたらうれしい。でも、気持ちがこもっていなければ何にもならない。『雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである』という名言があるように、どんなものにも何かしらいい面はあるのだ。そういうものをお金で判断するのではなく、この雑草のようにいい面で価値を付けるように努力しなければならない。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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