創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
豊かな表現 えさし
日本人は水音を表現した擬声語や、擬態語を多様に持っている。じっさい、他の国の言葉で日本語ほど多様な水の表現を持っている例はないといってもいいのではないか。日本語には、多彩な水の表現があるのだが、こうしたオノマトペは、同質社会でこそ微妙な伝達の機能を発揮できるが、異質な風土異質な文化の中に住む人にはさっぱり通じない。私はオノマトペを言語と音楽との接点として考える。それは人間の感覚を音声そのものによって表現しようとする伝達の手段だからだ。私は擬態語や擬声語のような表現豊かな生き方がしたい。
そのための方法は第一に、本を沢山読むことだ。本といっても何でもいいわけではない。童話や漫画がいいだろう。大人が読むような本に比べて童話や漫画の方が擬態語や擬声語が多く使われているからだ。擬態語や擬声語が沢山使われている本を沢山読むことで自然と、使われている表現が頭の中に入って日常生活でも使えるようになるのだ。例えば子供のときは特に自分の好きな童話の本に書いてあるワンワンやぶーぶーなどの擬声語を真似て使うことが多い
第二の方法は感性を豊かにする事だ。日常でもあらゆる事に気を配って何かを感じ取ろうとする事が大事だ。例えば「ちょろちょろと小川の流れる音がする」や、「ばたばたとカーテンが風でなびいている」等些細な事でも表現できるようにすると言い。
確かに抽象性のある理性的な言葉のほうが事実をより正確に伝える事ができる。しかし、「全て代表されるような豊かな表現を大切にする生き方をしたい。」
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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