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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   笑いは不思議な力を持っている   さっC

 「あっはっはっ。おもしろい!」(書き出しの工夫)
 私はおなかをかかえて目から涙がでるほど笑いころげた。お笑い係の人がクラスのみんなを笑わせている。
 「CMのリクエストがある人。」
私は笑いながら手を挙げた。さっきのお笑い係のやったことを考えるとまだ笑いがこみあげてくる。 「立川さん。どうぞ。」
私は立った。息をすって言おうとしているがなんとなく声が出ない。ずっと笑っていて何をリクエストにしたのかをわすれてしまった。さっきの笑いどころか顔が真っ赤になっていくような気がする。手があせをかいているように思う。
 「えっと。あの・・。あっ。忘れてしまいました!」
私はドスッと席にすわった。自分でも顔が真っ赤になっているのがわかる。私は今なんとなくまわりがシーンとしているのがわかった。そしてまだ顔が赤くなりながらもおそるおそる周りを見た。するとみんなの目の視線が私にむいているのがわかった。私は少し真っ赤でいたのがおさまった顔になったのにみるみるうちに顔があかくなった。まるでりんごのようだった。
 「ぶっ。あっはっはっ。」
だれかがわらった。するとみんなもこらえきれないというようにとても大きな声を出して笑った。さっき私が笑っていた時よりも大きな声で笑った。
 「たっちー。お笑い係になれば?!」
私のともだちがいった。顔をみると私をみながら涙を流し、笑っていた。そしてまえにおちこんでいた友達も笑っていた。私はそれを見るとよかったと思った。まちがえて真っ赤になってしまったけれど落ち込んでいたお友達が笑ってくれて私もうれしくなった。まえは落ち込んでいてどうしたのかきいても首をふるだけだったのに今は花のように笑っている。はずかしかったけれどなんとなく心が温かくなった。笑いというのは心を温かくしてくれ、心をひとつにしてくれる不思議な力があるとわかった。

   講評   jun


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