国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人生の生き方   フィン

「自分の人生を生きるとき、死ぬときにあたって、自分の生涯そのものが世界の中でほかにはない唯一の「物語」であったこと、「私」というふしぎが物語のなかにあったことに気づくだろう。自分の人生を豊かで、意味あるものとするために、我々はいろいろな「ふしぎ」についての物語を知っておくことが役立つのではなかろうか。」
 僕はこの考えにはどこを見ても賛成してしまう。そしてなにかすごく人生の生き方の参考になるような気がする。というのもいま僕は生き方に困っているからだ。どんなふうに困っているかというと人とのかかわりか方がわからなくて、いつもばかにされているといったところか。具体的にいうと自分は何かほかの人と性格が違いゆえに話がつうじないためばかにされるのだと思う。原因は性格にあると思う。なんとなく僕は気が弱いところがあっていろいろ考えてしまい、でも発言はするという性格だと思っている。だから何か強いことを言われたり、小さいことでも失敗したりするとずっと考え込んでしまいストレスがたまる。強気な発言をしても結局性格の強さでは負けているのでばかにされるのだ。でも発言をしないようにすることはどうも癖でできないし、考え込むのをやめようと思ってもやめられない。それで「どうして、どうしてなんだ。なぜ直せないんだ。」と悩み苦しむ、まるで生き地獄のようだ。と悩んでいるいまこの作品を読みいろいろ考えてしまう。「私」というのはほんとにふしぎだと共感してしまうし、「私」としての実感を持ってないのかなぁとも思うし、それを考えて見出したとき物語というか「私」というものを実感し人生を楽しめるのかなどなど。
 しかし他のうまく楽しく人生をおくっている人にとっては僕みたいな人の考えは一生たってもわからないと思う。たぶんその人たちは魂がなんになるのか魂がなくたってあったっていろいろ体験はできるとでも考えてる人がいるだろう。というかこういう作品を読んでもほとんど何も感じないのではないかと思うのだ。たとえれば僕たち中学生が思いやりを大事にしなさいと言われてもああそうですかと思うようなものだ。つまり興味がないもには特別何も感じないのだ。この作品にマッチ売りの少女がもっていくものと金持ちの豊かな人がもっていくものというような部分があるが僕は金持ちにならなくてもいいのでマッチ売りの少女のように苦しみを味わいそして人の苦しみも分かるような人間になりたいと思う。まあ死んでしまうのはいやだが。
 確かに僕たちの気持ちがわからなかったり、魂やらわけのわからないことをと思うのも仕方はないと思うが、僕から見ればすばらしく助けになりそうなことだ。だから理解できなくともこちらの気持ちだけでも分かってほしい。同時に僕は大事なことは理解するしないではなく結局どう人生を生きられたかということにもなると思う。「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるが、けっきょくは自分で考えて生きなければならない。だから僕としてはこの作品を読んで、人生の参考にし、考え、そしてのびのび生きていけるようになりたいと思う。

   講評   sato


4月は項目もパーフェクト、字数ものびて、よくがんばりました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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