国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2788 今日103 合計12245
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   あだ名の気持ち   PINPA

 「まりもー!」
これが私のキャンプでのあだ名だ。私はあだ名には賛成だ。なぜなら、それには3つの理由がある。まぁ、この3つの理由と言うのはキャンプでの話だ。
 まず、一つ目。それは、あだ名によって友達と仲良しになれる。私は本名で呼ぶよりどちらかと言うとあだ名でみんなのことを呼ぶほうが好きだ。好きというより、呼んでいて楽しい。まりもの他にはレンジにココアやしっぽ。春巻きやおてだまなどといろいろある。聞いているだけでも、呼びたくなるようなあだ名がたくさんある。
例えば、アイスが好きなら
「アイス!」
と呼ばれる方がぐんと友情が深まるような気がしない?
 2つ目の理由はあだ名によって話題が増えるからだ。楽しいといっても、やっぱり最初はみんな緊張してしゃべられない。だから、私はいつも、バスの座席で隣の子に
「あだ名なんていうの?」
と聞いてみる。そうしたら、こんなことがこの間あった。
「つゆ!」
って答えが返ってきた。私はつゆ?つゆって何?なんで、つゆなの?とドンドン疑問がわいてきた。そうやって、また質問する。
「なんで、つゆなの?」
って。そしたら、つゆは
「ラーメンのおつゆが好きだからだよ。」
と答えた。なるほど!こういう風に少ししゃべれば、友達に少し近づいた気がしない?
 3つ目の理由はあだ名を好きな時に他のあだ名にチェンジできるからだ。もし、アイスっていうあだ名の子がアイスをきらいになったら、自分のあだ名はイヤになるよね?でも、あだ名だったら好きに変えられる。本名はそれが自分の体と同じで一生変えられない物だ。それが名前とあだ名との大きな違いだ。それに、もし同じあだ名の子だっていれば変えることができるのだ。同じあだ名だと
「アイス!」
と呼んでも
「はーい」
と2人も返事したら困る。その時にはチェンジだ。実際に私の友達でもそのような子がいるのだ。
 でも、このような呼び方は学校などでは無理だ。新しい学校で、隣の席の子に
「ヨロシク!まりもって呼んでね・・・。」
って言ったらきっとその子はまりも?なんでだろう?本名と全然違うのになーと考えるだろう。それに、前から同じ学校の子にだって
「あぁ!そうそう。あだ名をまりもに変えたからヨロシクね。」
って言ってもなんで、いきなりまりもなんて急に呼んでって言ったのだろうと思うにちがいない。なんて無理だろう。
 私はあだ名で呼ぶことはいいことだと思うが、確かにあだ名は良くないと思う人の意見も分かる。なぜなら、あだ名にはもしかしてその本人が傷つくようなあだ名だってあるだろう。「一人の敵も作らないものは、一人の友を持たない」という名言がある。全く、そのとおりだ。あだ名サンだって、良いあだ名だったらよいが、傷つくようなあだ名だと悲しいだろう。
 けれども、みんなが本当に楽しく呼び合えるあだ名だったらきっとみんな賛成してくれるだろうと私は思う。学校でもキャンプでもとにかくどこでもあだ名によってみんなと仲良くなれるのは一緒だと思う。だから、私はあだ名で呼ぶことは良いと思う。

   講評   mako


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)