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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   三年生のはじまりだあ!   オーロラ

 四月六日、今日は始業式と入学式の日です。さいしょに始業式です。こうどうに、入っていったら、何かいつもとちがうかんじがしました。そして、いきなり教頭先生から、校長先生がかわると聞いてとてもおどろきました。わたしは、前の校長先生が大すきだったので、ショックでした。まだそのショックがきえないうちに、一、ニ年のときたんにんだった松原先生もいなくなってしまったことがわかって、いっしゅんなきそうになったほどさびしかったです。みんなも、声を出さずにおどろいた顔をしていました。
 わたしたちの学校は、全学年一クラスしかないので、クラスがえはありません。だから今日は、新しいたんにんの先生がだれになるのかが一番気になっていました。教頭先生が、
「ではたんにんの先生をしょうかいします。」
とおっしゃったとき、わたしは心ぞうがどきんどきんとしているのがわかりました。
「三年一組のたんにんの先生は、松田とし子先生です。」
松田先生は、新しく来た女の先生です。三年生のみんなが、いっせいに松田先生を見ました。わたしは、やさしそうな先生だな、とほっとしました。てん校生も、何人かいました。三年生には、にいなちゃんというせの高いおとなしそうなかんじの女の子がてん入してきました。わたしは、早くなかよくなりたいな、と思いました。もしわたしがてん校生だったら、やっぱり早く新しい友だちとなかよくなりたいと思うからです。
 それから入学式です。わたしは、入学式もとても楽しみでした。なぜかというと、みきちゃんというバレエの友だちが入学してくるからです。みきちゃんは、いつも見弦ちゃん、見弦ちゃん、と言ってくっついてきてくれる妹みたいにかわいい子です。だから、わたしはみきちゃんが入学してくるのが楽しみで、自分のことのようにわくわくしていました。
入学式では、新入生みんなの名前がよばれます。みきちゃんは、一番さいしょによばれて
「はい。」
と、へんじをして立ち上がりました。わたしは、わたしの入学式のときみたいに小さい声だなあ、と思いました。自分では大きな声を出したつもりだったけれど、後でビデオを見たら、すごく小さな声で聞こえないくらいだったのです。みきちゃんも、大きい声でへんじをしたつもりだったのだろうなあ、やっぱりあがっていたのかなと思いました。
 一年生は、わたしより大きな子も何人もいたけれど、やはり、みんなきんちょうした顔をしていて、かわいいなと思いました。みんなが早く学校になれて、わたしみたいに、毎日楽しくすごせるといいと思います。そのために、わたしが一年生のとき、お兄さん、お姉さんがしてくれたように、一年生をたすけてあげようと思いました。だって、わたしはもう三年生だもん!

   講評   nara


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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