創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
あつめるということは ケイちゃん
「あー、また挫折してしまったー。」
僕が,集めているものは、マンガだ。マンガの発売される時が分かっていればいいが、わからないので、途中で忘れてそのまま買えずに挫折したり、お金が続かずに挫折する。というふうに、いつでも、何を集めても、長続きしない。(構成)
僕が幼いころは、砂場に落ちている貝殻を、拾って集めていた。あさりのみそ汁が夜ご飯のおかずになっていた時は、いつもあさりの貝殻をもらい、きれいにあらって箱の中にあつめていた。今思うと、
「幼いころは、いろいろ集めていたのだな」
とおもう。(題材)
母は、小中学生・高校生のころにコミックを集めていたらしい。だが、お金がつづかず、買うのをやめると、その何ヶ月か後にそのコミックが完結するという事が、二回ほどつづいたらしい。それと、母は、西城秀樹さんのレコードを集めていたらしいが、途中でお金が続かず、これも挫折したらしい。この事から、母は、お金のかかるものしか買わなかったので、いつもお金がつづかず、集めるのをあきらめたのではないのかと思う。(題材)
人にとって、物を集めるということは、根気のいる事だと思う。ばくは、これからは、お金のかからない、長続きするものを集めようと思った。
今度こそ挫折しないぞー。
講評 mako
本当に集めつづけるというのは、たいへんなことだね。でも、ふしぎなことに人間はだれでも何かを集めてみたいと思うもののようです。集めている人のことを収集家(しゅうしゅうか)とよんで羨望(せんぼう)のまなざしで見ることさえあります。ケイちゃんも今度こそずっと集めつづけていけそうな何かを見つけたいのね。見つかるといいね。
私もまんがの本が大好きで、子どものころおこづかいをためてやっとの思いで買ったコミック本が何冊かありました。ところが大きくなってそのまんがに興味がなくなってくると、それらをあっさり処分してしまったのでした。今はとても後悔しています^^;
集め続けている人のことをちょっぴりうらやましいと思ってしまうのは、集めているものが高価であるとか貴重であるというように、集めているものによるのではなく、長い間ずっとかわらず好きで大切にしているものがあって、そのことがその人の人生を豊かにしているように思えてならないからです。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |