国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学習のありがたさ   ポテチ

 生物界の中でヒトという種を特徴づけてみると、優れた学習能力がほぼ一生にわたって維持される、ということが第一に挙げられるであろう。ヒトやサルは、クジラやライオンのような身体上の特徴を持っていない。さらにまた、生まれつきの行動の仕組みが比較的少なく、加えて雑食性でもあるところから、様々な環境に適応しうる。さらにヒトの場合には、それぞれの個体が自らの直接の経験に基づいて知識を集積するばかりでなく、他の個体の経験を言語などを媒介とすることによって利用することもできる。こうして集積された知識がなければ、ヒトはいかにも無力な動物なのである。
 私は人間は学習することが大切になっていくと思う。その理由の一つに、学習をしていかないと生きていくのさえ困難になっていくからだ。学習といても数学の問題や歴史の暗記だけでなく、歩くことや話すことも学習の一つだ。今思うと、歩くことなど学習のうちに入らないくらい当たり前のことかもしれない。しかし私たちがまだ赤ん坊の頃、失敗をして、苦心して、のりこえた学習だと思う。こんな常識的なことから学んだからこそその次のことが学べるのだ。こう思うと、人間は生きていく上で学習をしないわけにはならないと思った。
 もう一つの理由にどんなに役に立たないようなことでも、きっといつか知ってて得したと思える時があると思うからだ。学習してすぐには必要にならないかもしれない。だが国語の漢字は手紙などを書く時に役立つ。数学の計算問題は将来主婦になった時に家のお金をやりくりする時に必要になる。こう考えるとどんな科目のどんな単元も大切だ。だからこそ小学校、中学校があるのだと思う。
 確かに学習する上で、生活をしていて関係のないようなこともあるかもしれない。しかし「短所をなくすいちばんよい方法は、今ある長所を伸ばすことである」という名言のように、学習が必要がないからとしないのではなく、生涯のうちでもし使う時があればと思って学習を進めたほうがいいと思う。

   講評   jun


 学習の大切さについて、説得力のある意見を書くことができました。学習とは、人間が人間らしい生活を送るためには欠かせないものですね。私たちは、幼いころから、生きていく上で必要なことをさまざまな経験から学んでいます。さらに、知識や知恵を身につけていきます。それは、私たちの人生をより豊かで価値あるものにしてくれるはずですね。
 実例は身近なところからわかりやすい話を挙げてくれましたが、知識や知恵が思いがけないところで役に立ったというような具体的な体験実例を挙げられるとなおよかったですよ。
 結びもうまくまとめました。目先のことだけでなく、将来のことまで見据えて、学習を進めていくことができるといいですね。

☆作文テストは合格です。おめでとう!
                       

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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