低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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楽しみを豊かにする方法 えさし
何を読むかという前に、まず何はともあれ、、夢中で読むという体験を一度味わう必要がある。読む対象はそれぞれの人によってことなるが、とにかく面白く楽しい本であることが必要だ。私は自分でもスポーツが好きだし、映画もよく見るほうだ。音楽なしでは一日もいられない。それでも、なお読書の楽しみを皆さんに味わってほしいと思うのは、読書によって、そうしたスポーツや映画や音楽の楽しみが、一段と豊かになり深くなるものだからだ。私は、何事もあきらめずに夢中に取り組み、楽しみを一段と豊かになり深くなるように生きたい。
そのための方法は第一に、「楽しみ」をなるべく沢山見つけることだ。「楽しみ」がひとつでもあればあきらめるようなこともなくなり、最後まで夢中に取り組めるようになるだろう。私が体験したのはこうだ。小学六年生のとき私のクラスメートの友達がハリーポッターを持ってきて読んでいた。私はまだその頃は今のようにあまり本を読んでいなかったので「こんなにでっかい本をもって来て読んでいるなんてすごいなー。」とただただ感心しているばかりだった。その友達があまり面白そうにハリーポッターを読んでいたので、あるとき私は借りてみることにした。最初は、「こんなにでっかい本、最後まで読み終わらないうちにあきらめてしまうだろう。」と軽い気持ちで読み始めた。しかし、何回か読んでいるうちに「この次はどうなるんだ。その次はどうなるんだ。」と次にどういう展開になっていくのかが楽しみになってきた。それからはどんどん読んでいってあっという間に読み終わってしまった。
第二の方法は、夢中になれる環境を作り整えることだ。「今の日本人は時間に追われる生活が中心なので自分の事をする時間があまり無い」とよく言われている。だからこそ自分の好きなことを夢中に出来る環境を作り環境を整えることが必要になる。週に一度くらいは自分の好きなことに夢中になれる時間を作ればまた次の時間が楽しみになって他のことにも気合が入りそうだ。
確かに、自分の夢中になれることだけをすればいいというものではない、しかし、「始めることも大切だが、やり遂げることの方が、もっと大切である。」という名言があるように最後ませやり遂げることも大切だ。
講評 jun
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