創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   大好きな   うまさ

 里山には、何人ものハイカーが自然を求めて訪れます。その美しく維持されている里山は、必要な手間をすべて里山の人々の善意に負っています。里山は人間によってつくられ、維持されてきた自然だと言うことを考えると、都市の人々がここを訪れて下草刈などのボランティアで負担を負うべきではないかと考えます。雑木林に野生動物がたくさん生活していますが、開発が進む里山では、、新しい道路が作られ、野生動物たちが訪れる林が分断され、動物たちの交通事故がめだって増えています。人と野生動物とがうまくつきあう方法を私たちはしっかり知るべきです。
 僕は、八王子の高尾にすんでいます。近くには、高尾山や森林科学園などがあり、自然がたくさんあります。今は桜の季節だから、駅にはハイキング姿の人でいっぱいになります。僕の学校では、毎年秋の郊外学習(遠足)で近くの城山に登ります。一年生から六年生までの縦割りのグループでいきます。もう五回も行っているので、見慣れた景色でへんかがないのであまり面白くありません。それをお母さんに話すと、変わらない自然があるということは、逆にすばらしいことじゃない。といわれ、それもそうだなと思いました。
 また、僕の家の近くには、とっておきの場所があります。そこは、ちょっとしたやまです。そこには道がなく、急な斜面で登るときにすごく足を使います。その山の頂上に秘密基地をつくりました。木を集めて秘密基地の目印を作りました。そこには、ハイキングの人がまったくこないないのでゴミ一つ落ちていません。
 ある日おかあさんが、山道を車で行ったとき、なんと、サルが目の前を横断していったそうです。きっと山から食べるものを探しに降りてきたにちがいありません。おかあさんが野生のサルを見たのは生まれて初めてだと言っていました。
 ぼくは、こんなに自然がいっぱいある高尾が大好きです。その自然がいつまでも続いてほしいと思います。そのためには、ゴミを捨てないと言うことはもちろんです。一人一人が自然を育てていこうと言う気持ちでいることが大切だと思います。

   講評   siro

 自然に囲まれた環境で暮らしているなんて、すばらしいですね。昌大くんの心が純粋できれいなのは、そのような自然いっぱいの環境にいるからなのかなと、ふとそんなことを思いました。先生が今住んでいるのは目の前が大通りで、近くに公園もないようなところなので昌大くんのお家がうらやましいです。これからも、高尾山周辺の自然が変わらずにいることを願うばかりですね。

 構成:長文の大事なところを抜き出して、要約することができましたね。人と野生動物の付き合い方を考える、というのがこの長文の一つのテーマでもありますね。
 題材:郊外学習の話を書くことができましたね。一年生から六年生まで縦割りのグループで行くなんて楽しそうですね。今年は昌大くんは最高学年だから、グループのリーダーかな? また、秘密基地の話も書いてくれましたが、読んでいて何だかワクワクしました。先生も昌大くの「秘密基地」を覗いてみたいです。
 主題:最後のまとめ方が上手です。人間一人一人の心がけ次第で、自然を美しく保ちそして育てていくことができるのですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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