低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間はなんでもハート   田鳥倉部

 読書の楽しさの中で最大のものは、この自由感だということもできます。本の扉を開けると、もう向こうはフランスだったり、江戸時代の日本だったり、幻想の世界だったりするわけですから。そこでは、私たちの人生とは別の人生がはじまっています。別の人々と出会い、数奇な運命をたどることができるのです。深い悲しみや喜びを味わうこともできますし、人生の裏面の赤裸なすがたを見て戦慄することもあります。私たちの魂は地獄を通り天国を通ります。泣いている女にも会います。打ちひしがれた男にも出会います。幸福な人にも恋に悩む人にもぶつかります。私たちは思わぬ人生の寂しさや、孤独感や、人々の愛を体験します。
 僕は、最近すぐあきらめずに夢中になって何かに取り組むことを目標にして生きていきたいと思う。なぜかというと、あきらめてしまうこと自体がすごくマイナスなことだからそれをなくすためには、プラスの方向に考えていくしかないと思った。それを実現させるためには、物事に夢中になって取り組むべきだと思う。
 そのための第一の方法は、何事とも途中であきらめずに最後までやり遂げることだ。僕は、あきらめずに最後までやり遂げていることとは、野球である。野球を始めたのは、小学校四年生の夏休みのことだ。このことは、今でも鮮明に頭に残っている。あのきらきらとしている太陽が体に照りつけるのがわかった。(笑)他のチームの人たちは、暑いのに長ズボンを履いていた。それを見た僕は、
「やっぱ、入るのやめようかなぁ?」
と思うくらいすごい光景だった。要するに、あれだけの暑さを耐えていることが僕はすごいと思う。しかし、ここではいるのをあきらめてしまったらここでおしまいだと思った。だから、僕は、入ることを決意した。当然入ったばかりのときは、キャッチボールから始めた。しかも、基礎基本のことである。はじめてみると暑さにも負けず必死になってボールと戦っていた。やっと基礎基本を習いチームの人ともまともに練習が出来るようになった。このときは、本当に嬉しかった。僕は、もうがむしゃらにやるしかないと思い懸命についていった。しばらく日付が流れてしてみるとつまらないように感じてきた。なぜかというと他の人がずーっと守備をしていて僕には、ぜんぜん機会が回ってこなかった。更に、球拾いの日がとても長く続いたからである。けれど、よーく考えてみた。僕は、入ったばかりなのにそんなにすぐにレギュラーのような存在になれるわけではないと思う。だから、球拾いというのは、レギュラーへの出発点だと思った。だから、あきらめずに球拾いという職をこなそうと思った。そのおかげで僕は、立派な外野手としてチームに活躍したのであった。<体験>
 そのための第二の方法は、好きなこと集中して出来るような環境を整えることだ。現代の日本は、情報というものが数え切れないほど転がっている。僕は、それはいいことでもあると思うが駄目なことだとも思う。なぜかというと、それは人間の集中ということに深く関わっていると思う。集中ということは、物事に真剣に打ち込むということだ。そういう環境を作るためには、数え切れない情報が転がっていると集中仕切れなくなることが多々あると思う。それを達成するためには、自分が出来るような簡単なところから手を伸ばしていくべきだと思う。そんな、難しいことをしたらつまらないという気持ちがいっぱいになり他にある転がっている情報を当てにするからだと思う。僕は、野球であるが野球をするには、本当に「心から好きになり心からプレーする」ように心がけている。これが僕の秘訣である。まさに自分の名言である。このように気持ちを大切にしていけばきっと好きなことに集中できると思う。
 確かに、いろいろなことに挑戦するような心構えは大切だと思うが、「心から好きになり、心からプレーする」という名言があるように気持ちを大切にして心から好きになりいろいろなことに挑戦していきたいです。

   講評   jun


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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