国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   僕のウォントとは・・・。   田鳥倉部

 若い読者諸君には特にこのことを強調しておきたい。自分の将来を決めていくという時に、いろいろな情報がある。例えば、自分の偏差値がこの程度だからあの大学のこういう学部にいこうとか、こういう職種が有望だからこの企業に就職しようという具合に、いろいろな情報からニーズを割り出して進路を決める人が非常に多い。
 しかし、そういう決め方をした人は何らかの方法でニーズから割り出したものが、ウォントに切り替わらないかぎり、どこかで挫折するのではないかと思う。「自分はこの学問をしたいんだ」「私はこの仕事につきたいんだ」というウォントをもった意志力がなければならないのである。
 僕は、ニーズとウォントは、英語的考えてみれば比較的同じである。しかし、僕が考えるニーズとウォントはぜんぜん違うと思う。必要であると、〜したいというのは、全く違うというのが僕の考えである。要するに僕は、必要だからやるのではなくしたいからという熱く強い気持ちを持って生きていきたい。
 そのための第一の方法は、目標を定めてその目標を実現させるという強い信念を持つことである。僕の趣味である、野球の話が一番ベストだと思う。なぜかというと、なんでもそうだとは思うけれど目標ををもってやると上達が早いからである。野球をしてことして六年目に突入しました。やっているという感じがありとても楽しく野球をやっている、しかし、この楽しい野球になるまではとてもつらい試練を乗り越えてきたからこそあると僕は思う。(笑)新米の僕は、ついていくのが精一杯である。だから、張り切ってもそれは張り切るだけでありほとんどないっていいほど考えずに僕は、プレーをしていた。今思って見ると僕は、別に悪くなかったと思う。なぜなら、がむしゃらにボールを追いかけボールを取ることに専念し、打つときは、ボールを見て思い切ってスイングし走るときは、どんなときでも歯を食いしばって全力疾走だった。どんどん慣れてきた僕は、あれほどのがむしゃらぶりはなくなってしまったがそれと同時に考えてプレーするということを習得した。このことは、本当に大事なことである。それは今の僕にも共通すると思う。どうしてかっていうと野球は、九人でプレーするものであり一人でプレーするものではないだから、常に周りを見て行動し先のことを考えることが大切だ。(守備のときが中心)そのときから僕は、「万能バッター」という一つの目標を定めた。どういう意味かというとHRやヒットを簡単にこなせるようなバッター。すなわち、アベレージヒッター+パワーヒッター兼ね備えたすごいバッターになるということだ。それに向かい、僕は、打つときはもちろん集中しボールを良く見て場合によって打ち分けるようにした。そのおかげで徐々にその目標が達成されていると感じつつある。しかし、中学生という立場になり、万能バッターであることが難しいことが鮮明になってきた。でも、僕は、設定した目標をたてだけではなくそれを実行していきたいと思います。<題材>
 そのための第二の方法は、社会の固定観念に惑わされないことだ。日本特有の考え方のうちの一つだと思う。それは、いい大学を出ていい会社に入ることはすばらしい人間だ。この文は、間違っていると思うそれはなぜかというと確かに、いい大学を出ていい会社に入ることはすごいと思うが決してすばらしい人間だとは思わない。人間一人一人がすばらしいと思う。だから、そんなエリートみたいなことがいいことではないそれは、いい会社に入るための自己犠牲だと思う。それは、ニーズでありウォントではない。なので、今の社会の固定観念を捨てて自分が求める=ウォントになることが自分のためであり未来の自分につながると思う。
 確かに、今やらなければならないことをするということは大切だ。すなわち、ニーズ。しかし、『知識がはしごを作ったのではなく、二階にあがりたいという熱意で作ったのだ。』という名言があるように知識ではなく物事に取り組む姿勢と情熱を持って生きていきたいです。

   講評   jun


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