国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言い表せない   アッキー

桜前線」という言葉があるが、この言葉は、いただきかねる
。季節感はやはり「梅一輪ほどの」とか「風の音にぞ」といっ
た、微笑感覚のものであり、大きく見渡すと言ったところで、
「柳桜をこきまぜて」という程度なのであって、巨視的に、日
本列島を見下ろすスケールは、どうにも花見のさまでないと思
う。ところが、散り初めのころのある日、枝を離れた花びらを
見ていて、これが地面に達するまでの間の状態を、ぴたりと表
す言葉がないのに気がついた。もしそれが日本語になければ、
それは日本語の語彙の貧弱を意味すると、日本語になくてはな
らない言葉のように思えるのだが。
《要約》
 私にも似た話がある。それは、私の祖母が亡くなったときだ。 私は、言葉に言い表せないほど、悲しかった。今でも悲しい。私は、祖母が亡くなったとき、どう思ったのか、考える時がある。しかし、あまりにも悲しかったので、言い表せない。悲しいというよりも悲しいのだいぶ上だ。まるで、なにもかもをわすれたみたいに、表せなかった。今でも表せない。私が考えるには、永遠と表せないと感じる。なぜなら、悲しいよりも、はるかかなた、上だからだ。もちろん、私はこの悲しさを、表す言葉を探したい。《表現》《題材》  
 私は、母に聞いた。いままで、いいあらわせれなかったことはあるかと。母は、
「なかなおもいつかないな。もちろんいっぱいそんなことはあったけれど、今は思い出せないわ。ごめんね。」
といっていた。私もほかにいっぱいあったと感じる。しかし、母といっしょで、なかなか思いつかない。
 言葉に言い表せないことは、人間にとって、といっても日本人の中でだが、それは、日本語の貧弱だと思う。これは悪いのか。私は、べつにわるくもないし、よくもないと感じる。なぜいいと感じるかというと、わたしは、他の国でもこういうことは、よく起こっているからだ。わるいとおもう所は、最初いったように、日本語の貧弱だと感じる。私は、そのいいあらわせれない言葉を、一生懸命勉強し、見つけ出してみたいと思う。《主題》

   講評   jun


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