国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学ぶのだ   かず

 クジラやライオンのような大型ほ乳類について言えば、クジラは水中生活に便利なように体型が変化しており、またライオンやトラは、筋肉が発達し、敏捷で、しかも鋭い牙や爪を備えている。したがって、ある環境下においてのみ繁栄しうる。クジラはもはや陸上で生活で生活することはできないし、ライオンやトラは比較的大きな草食獣が手に入らなくなったらおしまいである。動物はその動物によって体型なども変化する。また、キリンも木に生えている草を食べていたら、木が大きくなり首の部分が伸びたらしい。私は母に勉強の事で怒られっぱなしだから、いずれかは能が大きくなるのかな?(笑)
 人間は学ぶ動物である。第一の理由は人間は何年か経ってからようやく二足歩行が出来るが、馬は5時間ほどで立ってしまう。驚異的な早さである。人間は学ぶということが分かる。馬は多少は学ぶが、人間ほどではない。考えると人間は結構学んでいる。歩くようになったり、言葉を話すようになったり、友達と遊ぶということが出来るようになる。他にもたくさん学ぶことはある。第二の理由は人間は学校などに行って、学んでいるからだ。
 確かに、遊ぶことも大切だ。私はハッキリ言って当たり前だが遊ぶことは学ぶことより好きだ。しかし、「人は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのである」という名言がある。私は遊びより学ぶことの方が大切だと思う。学ぶことによって成長するからだ。
 人間は学ぶという事が分かった。また、人間以外の動物はあまり学ばないことがわかった。私は人間は学ばないと大きくなれないのだ。何も学ばなければ話すことも出来ない。つまり人間は学んでからこそ人間なのである。私はこれからたくさん学ぶことがあると思う。

   講評   nara

1週目の作文とテーマが似ていたので、書きにくかったかもしれないね。しかしよくまとめられた。いや、先週分があったからこそ、意見が整理されてすっきりとまとめられたのかもね。ユーモア表現も交えて、バランスのいい仕上がりだよ。第1段落の「脳が大きくなる」は(笑)とあるけれど、事実、人間が他の動物よりも大きな脳を与えられたのは、生きていくために一番重要な部分だからだということだろうね。
 第2理由には具体例を加えられるとよかったなぁ。学校に行って学ぶこと以外にも、大きな視点で「学ぶ」ということをとらえてごらん。お父さん・お母さんは何か日々学ぶことはないだろうか。長文の最初に「一生学ぶことが続く」という内容の文があったね。この「一生」を意識して、具体例を見つけてごらん。
 最終段落の「人間は学んで(から)こそ人間」ここはいいね。とても力強い。キリンの長い首・人間の大きな脳は、それを使わないと生きられないということだね。
 進級テストは合格。この組み立て方にも慣れてきたようだね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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