創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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何を読むかという前に クリリン
何を読むかという前に
何を読むかという前に、マズ何はともあれ、夢中で読むという体験を一度味わう必要がある。読む対象はそれぞれの人によって異なるが、とにかく面白く楽しい本であることが必要だ。一度読む楽しさを知ったら、この面白さの内容を次第に高めることが、楽しさを長続きさせる秘訣だ。だからこそ、読書の楽しさを知るということが、わたしたちが最初に体験しなければならないことだ。読書はいつどこででもできる。こうして一冊の本を読み終えたとき、わたしたちは読み始める前とは、別人になったように思えることがある。また、読書によって、スポーツや映画や音楽の楽しみが、一段と豊かになり深くなるものだ。(要約) わたしは何にでも一生懸命楽しく取り組みたい。
その方法の第一には、夢中になることだ。わたしの学校では、この時期に毎年、球技大会がある。わたしはバスケをするのだが、1ヶ月くらい、毎日朝早くから学校で練習したり、昼休みも練習し、バスケだけに夢中になっていく。また、クラスみんなが優勝を狙って、燃えていくのはすごく楽しいことだ。そうするうちに、バスケのシュート率がかなり上がったり、パスがつながっていったりする。事実、この前の体育の時間、高1と試合をしたら、4点差で勝つことができた。(体験)夢中になると、身につくことも増えるのだから、大切なのだ。
その方法の第二としては、熱中して取り組める環境を作ることだ。例えば、あまり楽しくない話だが(爆)テスト勉強についてだ。勉強中に、友達からメールが来て着メロがなると、一気に集中力が切れて、もう勉強する気が起きなくなってしまう。だから、マナーモードにして、メールが来ても気づかないようにしておく。そうすると、自分で休憩しようと思ったときに、メールを見て返信できる。このように、熱中して取り組める環境を自分自身で作っていくことも大切なのだ。
確かに、嫌なことをあきらめるという方向転換も必要だ。そうでないと、空回りしているだけで、無駄な時間を費やしていることにもつながるからだ。しかし、取り組みもしないで、あきらめるというのはよくないことだ。「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という言葉があるように、まず取り組んでみて成功したとしても失敗したとしても、自分の中には何かが残るはずでそれが自分のためになることだと思う。だから、無理だと思って、すぐあきらめるのではなく、とりあえず一生懸命取り組んでみることが大切だと思った。
講評 iwa
最後の段落の「まず取り組んでみて成功したとしても失敗したとしても、自分の中には何かが残るはず。」という言葉がこの文章をきりっと引き締めましたね。それまでに書かれている、具体的な体験実例がより説得力をもってこの言葉につながっていると思います。
「テスト勉強」の具体例がとってもおもしろかったです。「着メロが鳴ると一気に集中力が切れてしまう。」という表現には先生も納得。確かに電話やメールの着メロは、私たちを楽なほうへ楽なほうへ・・・誘惑していくよね。自ら、その環境を断ち切って集中できる環境を作ることで、また新しい一面、新しいおもしろさが見えてくるのでしょうね。
全項目に◎がつきました。要約も体験実例もバッチリです。次の課題もがんばろう★
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