国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   清書   惣流・アスカ・ラングレー

法律とはたいていどこの国にも存在する。これは皆が平和に暮らし、楽しく社会生活を送っていけるようにだ。法律にはいろいろあるが例えば、犯罪者を死刑にすることで人々の脳に「秩序を乱した者は自由を奪われる」という意思を植え付ける。だから、正義の心は大切だ。
 しかし、時に正義感よりも人情を優先させることも必要だ。例えば、直躬は泥棒の父親のことを正直に警察に言った。そして人々は泥棒が一人つかまって幸せだろう。しかし、直躬と父親の関係はもうそこまでである。父親が服役を終えても、きっと前の親子関係には戻れまい。そして、たぶん父親はもう二度と直躬の居る家庭には戻って来ない。そういうことも含めて、直躬のした事は本当に正しかったのだろうか。
 たしかに、正義も人情もどちらも大切と言える。だから、どちらの方が大事か、と比べることは出来ない。しかし、アメリカの初代大統領、ジョージワシントンは少年時代、父親に斧をもらった。ジョージは喜んで、斧で木を切ってみたいと思い父親が留守の時に、父親の自慢の桜の木を切り落としてしまったのだ。父親が帰ってきて、正直者のジョージは「お父さん、僕は嘘はつけません。それは僕です」と自己申告した。すると父親は怒りを忘れて「息子よ、私はあの木を愛していた。しかし私はお前の正直なところをここにあるどの木々よりも愛している」と、その事件から二人の家族愛はさらに深まった。このように、正義と人情、両方を両立させた人も居る。大事なのは私達がこれから、ジョージワシントン社会をつくっていく、ということにあるのだろう。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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