国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   楽しく勉強をしよう   ポテチ

 人間の生涯は物事を学び続ける果てしない旅である。この世に生まれた瞬間から、人間は学び始める。何事かを学ぶことができるというのは、生物として優れた能力をもっているしるしである。ものを学ぶとは、何か新しいことを知ったり、何か新しい能力を身につけたりすること、そして、それらをさらに深めたり高めたりすることである。人生のさまざまな場面で、さまざまな状況のなかでいつも勉強がある。
 私は自分の力で、楽しみながら学習を進めていったほうが良いと思う。その理由の一つに自分自身の能力で学んだほうが覚えやすくなると思うからだ。例えば数学の公式。ただ先生や親に教えられて、ノートに書いたり線で囲むだけではすぐに忘れてしまう。それを自分で発見したらどうだろう。自分が苦心して思いついた規則を忘れることはめったにないし、忘れてもまた自分で思い出すことができると思う。ただ大人に教えられる時よりも少し時間がかかるかもしれないけど、このほうが自然に、ちゃんと身につくと思う。
 もう一つの理由にいやいやで勉強をしてもその成果が生活の中で発揮できないからだ。無理矢理机に座らされて暗記した社会の歴史や地球の大きさなどを示す数字は、暗記したところでどうなるのだろう。忘れられていくことが多いと思う。それよりも、流行の歌の歌詞に暗記する単語をいれて替え歌をつくったりと工夫して暗記したほうがいいと思う。その証拠にずっと前私が星座を覚えるためにつくった歌は、いまでも覚えていられる。
 確かに、楽しいだけでは出来ないような学習もある。しかし、「すべてに効くという薬は何にも、たいして効かない。」という名言のように、ただ頭に詰めるだけではいざとなった時に思い出せなくなったり、忘れてしまったりするから、できるだけ楽しんでできるように工夫していきたいと思う。

   講評   jun

 前回に引き続き学習に関する長文でしたが、今回は、「自分の力で、楽しみながら学習を進めていったほうが良い」という意見で、二つの理由を挙げることができました。受け身の勉強ではなく、積極的に自分から進んで覚えようとすることは大事ですね。ときには、苦しいこともあるかもしれませんが、自力で考えたことは身につきますよね。無理矢理覚えさせられることは、なかなか頭に入らないとはそのとおりですね。それにしても、星座を覚えるために替え歌を作ったとはすごいね。自分で作った歌だからこそ役に立ったのでしょう。
 結びもうまくまとめました。勉強というと、つらく苦しいというイメージもありますが、自分のための勉強なのですからもっと前向きに受け止めていくことができるといいですね。これからも、勉強楽しんでくださいね。
                              

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