国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ニーズとウォント   プー

創造には、情念の力がいる。芸術における創造はもちろん、あらゆる学問にも、また日常生活にもそれは、いえることだろう。「必要」は、英語でおもに二通りの表現の仕方がある。ニーズとウォントである。ニーズは理性による判断から生まれた「必要」、をウォントとは現在の自分の中にあるなにかとてもいたたまれないような情念から生まれた「必要」という具合に解釈してもいいだろう。グロタンディエクエクやザリスキー先生のように、想像を絶する逆境の中を生きていたハングリーな数学者がすぐれた業績をあげたのは一つには、ウォントという情念が常に彼らを動かし続けたからに違いない。私はウォントで何かをしたい、ということを常に考えて行動できる人になりたい。           
 そのための方法としては第一に、 目標定め、その目標を実現させるという強い信念を持つことだ。わたしは、中間・期末試験勉強をするときだいたい平均何点とか総合何点とか目標を立てて試験勉強をする。そのときにそれが達すると確信できるほどの自信がもてたときとと、途中で挫折してしまったときがある。前者のときはその目標より高い点数を取れたりした。しかし後者のときは納得のいく点数が取れず目標に届かなかった。だからそのための方法としては第一に、目標を定め、その目標を実現させるという強い情念をもつことだ。                                    
 そのための方法としては第二に、社会の固定観念に惑わされないことだ。いい学校に出ている人はそれなりに会社に勤められるとか勉強がよくできる子は医者か弁護士になるのがよいとよく言われる。しかし、必ずしもそのとおりになるようなわけでない。それよりも自分がここで働きたいやこんな仕事につきたいというウォントが大切なのだ。だからそのための方法としては第一に、目標定めその目標を実現させるという強い情念をもつことだ。                                      
 確かに、いろいろな事情を考えなければならなかったり、人の意見が参考になることもあるだろうが、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という名言があるように私はウォントで何かをしたい、ということを常に考えて行動できる人になりたい。

   講評   hota


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