創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ウォント精神の大切さ 高峰
私は去年の五月の終わりに、ギターをはじめた。母親に「ギターくらい弾けるようになって欲しい」と言われ、軽い義務感のようなものを感じたのがきっかけである。六月の中旬、ギター好きの校長にそのこと告げると
「サマーフェスティバルで、一緒に演奏しよう」
と言われた。中学校の夏休みの行事、サマーフェスティバルまでの時間は僅かだった。しかし、(出演したい・・・!)という一心で、受験勉強そっちのけで(笑)ギターの練習をした。母の言葉に対する「義務感」は、ウォント—自分の中にある、たまらなく大きな欲望—へと変わり、上達の原動力となったのだ。「ウォント」の精神の力は偉大である。
たしかに自分の状況を見つめて、「必要だから」という理由で何かをするということも必要だ。しかし、人間の本質的な「必要」—つまり「ウォント」が無い限り、進歩というものは無かったと思う。「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という名言があるように、心の内の大きな欲望こそが飛躍の原動力であり、それはその人の素晴らしい財産である。これから私は、心の底からの欲望「ウォント」を大事な財産としながら生きたい。
講評 jun
実例をうまく残して清書することができました。
6月もこの調子でがんばっていきましょう。
ギターとボーカルの練習もがんばってね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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