国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   桜   ケイちゃん

風が一斉に散らす花には、「花吹雪」「散り交う」という言葉がある。だが一ひらまた一ひらと、自分の重みだけで木を離れ、○○○てゆく花びらのありさまをいう動詞は、簡単には見つからない。具体的に言えば、○○○印を、「散る・落ちる・流れる・こぼれる・漂う・降りる」で埋めてみても、ぴたりとはゆかないのである。
「花便り」のいろいろな言葉を作り出し、育ててきた日本語だから、もし日本語に、○○○印を埋める言葉が無ければ、それは日本語の語彙の貧弱さを意味する。(要約)
ぼくが通っていた幼稚園には、門の近くに大きな桜の木があった。入園式の数日後、桜の花が散り初めだった。
そのころのぼくは「花がきれいだ」という、ものを見たときにきれいだということをいっていた。そのことから、ぼくは、散り初めの桜を見たときも、「きれいだ」ということを、感じたと思う。(題材)
 家の近所に、桜の木がたくさんある所があって、風のない日に花が散るところを見たことはないが、風の強い日に花が散ると、まるで、雪が降っているように散るらしい。(題材)
 ぼくは、この長文を読んで、○○○に埋まる言葉が簡単に見つからないのは、「帯に短し襷に長し」だと思う。
ぼくは、この○○○印を、「空気に支えられながら降りてゆく」で埋めるといいと思う。
 桜とは、人間にとって、春の一時期しか咲いていないが、心を和ませるものだと思う。実際にぼくは、満開の桜を見て、心が和んだことがある。だが、例えば、入学式のときの桜は満開できれいに見えるが、卒業式のときの桜は、少し暗くみえる。
 ぼくは、桜の咲いている時期が、もっと長かったらいいと思う。

   講評   mako


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