国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本語   サボテン

 私は、小1のときに滋賀県へ引っ越してきた。今まで博多弁しか話したことのない私にとっては、関西弁はちんぷんかんぷんだった。引っ越してきてすぐのある日、Aちゃんが
「私、えらい。」
といいだした。私はこの人自分で自分を頭いいっていってる、変な人と思ったが
「うん。えらいよね。」
とほめてあげた。そうしたらAちゃんは、
「じゃあ保健室、いっしょにいこ。」
といった。何で「じゃあ保健室」なんだろう?えらいのと保健室、何のかかわりがあるんだろう?後で他の友達に聞いたのだが、えらいとは頭がいいという意味ではなく、気持ちが悪いときや体の調子が悪いときに滋賀県の人は使うらしい。
 このようなことから同じ日本という国に住んでいても言葉が通じないことがあるということが分かった。だから、人間にとって日本語とは、人とコミュニケーションをとるためには大切なものだが、日本語が国際社会に受け入れられるためには、大きな設備が必要だ。だから守るためには、そのまま残すだけでなく小の虫を殺して大の虫を生かすということわざのように、切り捨てていく部分も必要だ。日本語はとても難しいが、もう一度私も正しく日本語を学ぼうと思う。

   講評   kamono

日本語というのは、ほんとうに、むつかしいね。というか、面白いなあと思うことの例が、これだね。体がえらい、これは、体がシンドイ、という言葉としてよく使われますが、近畿圏の経験のない人は、「私、偉い」と思ってしまうのは、当然ですね。言葉の行き違いということが、ほんとうに、よくありますね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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