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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「ニーズ」と「ウォント」   FULLMOON

 「義務」や「必要」ではなく「意欲」だの「欲望」が動機である生き方をしてみてはどうだろうか。
 私の学校は、伝統である合唱を2年間頑張った上で、更なる飛躍を「ウォント」した者たちの集まりがある。この合唱の団体は、なぜか部活より厳しい毎日の練習をこなし、晴れ舞台に立っているのである。私たち一般生徒は彼らの頑張りを知っている。そして優秀な成績を収めたときは心から祝福できるし、彼ら自身も達成感がある。この活動がもし「ニーズ」だったら最後までやりきれないだろうし、周りも「頑張ってるんだってな」と他人事に見ることしかできなくなる。
 最初に述べた「意欲」や「欲望」が動機である生き方をする第一の方法は、目標を明確にして、実現するような強い信念を持つことと思う。それの良い例が、今述べた合唱の集まりと思う。
 そのための第二の方法は、社会の既成概念を取っ払うことだと思う。世間では有名国立、私立大学もしくは高校すれば凄いと思われている。しかし、進路指導の先生が誰もが言うことが「やりたいことのための進路」のような内容の話である。自分のやりたいことを「ウォント」して進学することのほうが凄い、素晴らしいとおもうべきなのである。多額のお金を払えばいい人間になって、自分が「ウォント」する学びができるとは限らない。
 確かに、その場で必要と考えることを熟考することも大切である。有名国私立学校へ進学して、自分のプライドを保つことも大切なのである。しかし王貞治は「練習、練習、それ以外に道なし」という名言を述べている。自分が「ウォント」したものを一生懸命追いかける生き方を求めたほうが、充実感を得られるのではないだろうか。

   講評   kamono

王貞治の名言はよかったね。「練習、練習、それ以外に道なし」という姿を、先日、テレビ番組で見ました。1本足打法に到達するまでの数年間は、あまり打てなかったのだね。自分の望みを一生懸命追いかける生き方こそ、充実感の得られる生き方だね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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