創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間のアレルギー反応について   うやぬ

 私たちが今生きている世の中でアレルギーに対して問題が起きている。それは精神的から起こるものだとわかりつつある。例えば普段真面目に勉強しないで毎日趣味や遊びに時間を費やしているのにテスト前や期間中になると集中力ややる気を出して一生懸命勉強にはぐくむ、たとえすこし体調を崩したとしてもテストのことを気にかけたらすぐに取り戻すだろう。理由は成績への危機感があるからだ。だが試験が終わったと同時に試験の開放感が生まれうっかり体調が悪くなったりする人も出てくる。このように人々は心理的に身体にも影響が出ていることがわかる。しかしながらまだ今の日本の医学では人間の心理が症状に及ぼす影響がまだ十分に考えられていないのが現状だ。
 もうすこし原因について考えてみようと思う。前に話したように人は心理的作用によって間違った行いをすれば自殺に追い込んでしまいかねないこともある。例をいうと自分にとって大切な人(両親、友達、恋人、・・・
)は誰でも一人いるだろう。これらは同じ釜を一緒に食べるような人でしょう。その人が何らかの事故でなくなってしまった。それは自分が奈落のそこに落ちてしまうような気持ちだ。そのことによって「亡くなってしまった人のもとへ向かおう・・・。」というマイナスの考えが出てしまい後追いしてしまうかもしれない。だがむなしくも人間は死んでしまったら前世自分が一体なんだったのかと同じように記憶が消去されてしまっているのだ。このように我々はこれらの打開策を見つけなくてはならないようだ。
 解決策としては東洋医学を利用している中国のように日本も替えていくべきだ。わが国は西洋医学を主に国民に対して治療を施している。西洋医学とは人間の身体を科学的に表して細かく分析し治療や手術、薬の投与などがおこなわれるのだ。おなかが痛い。>臍の上か下か?>へその下。>左右真中どこだ?>右>盲腸かもしれない・・・よってこのようなやり方は100%患者に対して完璧な診断ができていない。それは相手の心理にあまり触れていないことだ。「とりあえず点滴をすれば治るよ。」のような言葉をあびせられたら何らかの違和感が残る。医者が軽はずみな言葉を発することで患者が「点滴だけだ本当によいのだろうか?」と不安でたまらなくなってしまうことも有りかねない。よって適切だと考えているのが患者へ感情移入するような感覚で対応しなければならないと思う。このような相手の気持ちを第一に考え自分の抱いている「気」を利用し治療に専念してゆくのが東洋医学の本来の原点なのである。簡単にまとめると病は「気」から治していくのである。けれども昔は日本も仏教の方針に基づき東洋医学のような行いをしていたがキリスト教を一時期信仰してしまったことによってナイチンゲール看護理論の西洋医学がはじまってしまったのだ。そして医学が杉田玄白が解体新書を定義したりと発達してきているのである。
 確かにこれらのことを振り返ると身体的にも多少影響してしまう部分もあるがしかし、内面的な心理的要因が深く関わっているようだ。よって人間にとってアレルギーとは外見的な身体面に大きく左右されるのではなく、内面からの心理的な影響が密接に関わっているのだと私は思うのだ。

   講評   nane


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