国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分に合った生き方を   ミュウ

 最近、世間では洗濯機が普及している。様々な家電メーカーが開発している。しかし、「洗濯」する「機械」だが、汚れはそれ程落ちない。たとえ、洗剤が改良され、発達した物であっても。汚れを落とし、綺麗な色にしたいのならば、機械的でない洗濯板を選ぶと良い。私が部活動で汚した靴下は、便利で手軽な洗濯機では汚れが落ちなかった。しかし、シンプルなつくりで手間の掛かる洗濯板は、ただ単に擦るだけで、靴下が元の白さに戻った。一体、便利なものとシンプルなものは、どちらが大切なのだろうか。
 確かに便利な生活は良い。それは、生活が快適になるからである。快適になるといえば、コンピュータがそうだろう。コンピュータを起動すると、文字が打て、e-mailやインターネットで情報交換等が可能だ。また、周辺機器として、印刷をするプリンタもある。これら本体や周辺機器のおかげで、文字は手書きで筆記しなくて済み、家でプリントアウトも可能となった。テレビや新聞紙、雑誌以外の情報も入手出来るようもなった。つまり、生活が快適になったのである。
 しかし、シンプルの方が良いという意見もある。近年、食べ物が旬の時期以外にも食べられるようになった。例えばメロン。この果物の旬は今頃の夏だ。また、私の好きな果物・季節でもある(笑)。しかし、温室メロンが開発され、夏以外にも口にすることが出来て便利になった。旬の時期にその食べ物は栄養価がとても高く、体に良い。だから、夏以外に口にしなくても良いのだ。そのため、温室を利用してまで、生活は便利にしなくても良いのだ。平安時代初期に、菅原道真という人物がいた。宇多・醍醐天皇に重用され、寛平6年、遣唐使に任命されたが建議して廃止させた。遣唐使は、唐から様々なことを学び、その頃の日本にとっては便利で仕方がなかった反面、危険だった。だから、危険を冒してまで、唐から学ばなくても良いと、彼は考えたのではないだろうか。
 確かに、機械化された便利な生活にもシンプルな生活にも良さがある。しかし、最も大切なことは、「花より団子」という諺があるように、外観よりも内容を重視し、自分に合った生き方をしていくことである。

   講評   nara


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