低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   共感とおもいやり   ヘノチャ

他人の感じる痛みを私達は同じように感じることが出来ないから、感じようとしてもそれは想像上の痛みでしかありえない。しかし、そうやって相手と共感しようと努力することが心ある人間を育てるのだと思う。最近は、経験の不足で共感することの出来ない人が増えていると思う。中学校の頃、特別教育活動という分野の学習で、目の不自由な人の気持ちを知るため、目隠しをして友達に手を持ってもらった状態で校内を歩いてみたことがあった。当然、経験したことのない事で、目の前は真っ暗。壁との距離感もわからず、誰がどこにいるのかもわからない状況で私は始めて目の不自由な人が常に感じているであろう不安と恐怖を知った。本当に他人の気持ちを理解することは出来ないかもしれないが、出来ないからといって、気遣うことも忘れてしまうと、人間関係は軽薄で愛情のないものになってしまう。自分が苦しんでいるときに、私達が誰かに求めるのは、同じ様な気持ちになって、一緒に苦しんでもらうことではなく気持ちを理解してもらうことだとと思う。全てをわかって挙げられなくても、相手を良い方向に導いてあげることが思いやりであり、心ある人間のやることだと思う。

   講評   kamono

 思いやりとは、心ある人間とは、というむつかしいテーマについて、しみじみとした良い作文が書けました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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