国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おもしろい先生   まっかなトマト

 「主役は君たちで僕じゃないんだよ。」
渡辺先生は、新しいクラスはじめての勉強の時そういった。そう言う先生は、はじめてで私は、とてもドキドキした。普通は先生が,「あれやれ,これやれ」などと、いうことを聞かそうとする。これは先生にとっては楽なのだ、しかし、渡辺先生は、こういった。
「だけどね、それじゃあ君たちのためにはならないでしょ。」
それを聞いて、わたしは、ふふん、と思った。
 渡辺先生は、男の先生だ。先生は、へそまがりで他の先生と同じことをしないのだ。先生は時々、飼っている犬と、猫の話しをしてくれたり、小さいころの話をしてくれたりする。授業も意見をいいあいながらはなしあう、それが先生流の授業のやり方なのだ。私達は三学期どんな小になるかなぁ。といっていたのを聞いて私は、先生は、まるで、天使のように思えた。
 前に友達から、渡辺先生は教科書をあまり使わないし、宿題も出さないと聞いた。確かに渡辺先生は、教科書もあまり使わず宿題も少ししか出さなかった。でも、特別に宿題が出た時はそのくせでうっかり忘れてしまう。
 渡辺先生は、すごいなぁと思った。なぜかというと。顔を見ると集中しているかとか、わざと給食の話をして、それに反応したら集中していないとか、わかってしまうからだ。私は、渡辺先生は今までの先生とは自分で考えて実行しなさいと言うとこがちがうのだということがわかった。

   講評   inoko

 まっかなトマトさん、こんにちは。今までの先生とはいろいろ違う渡辺先生。いい先生にめぐり合うことができましたね。「主役は君たちで僕じゃないんだよ。」この言葉は、クラスのみんなの胸に響く一言だったことでしょう。自分で考えて実行することを「自主性に任せる」という言い方をしますが、これはとても難しいことです。ある意味では生徒の自由に任せるということですが、自由の意味を間違えると、大変なクラスになってしまいます。渡辺先生は、それをわかった上で、みんなの成長を見守り、手助けしようという先生なのですね。三学期にどんなクラスに成長しているでしょうね。楽しみです。
☆ 書き出しの先生の言葉が、ずばり決まっています。自分の考えの述べ方も、とてもうまくなりましたね。ここのところ、ぐっと作文が大人っぽくなったような気がします。この調子でがんばりましょう。
作文の丘では、項目シールを貼ることができないので、次のようにしてください。項目を意識して書いた文章の後に、構成、題材、表現、主題の各項目名を << >> で囲って入れてください。項目シールの代わりになります。よろしくお願いします。

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