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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今こそ自分の意見を!   田鳥倉部

 国際感覚を身につけている人というのは、たとえばつぎのような人のことです。「自分なりの意見をきちんともっている人」「それを正確に人に伝えることのできる人」「つねにステレオタイプ(型どおり)の発想をさけようと努めている人」「海外のことだけでなく、日本についてもよく知ろうとしている人」そして「異文化と正面からむきあおうと心がけている人」などです。
 ただ、私たち日本人の場合、どうしてもまず日本という国の枠を考え、その枠組みの中で、「世界に誇れる日本人の資質とは何か」と考えることになってしまいがちです。
 私は、今年の春やっと中学三年生になった。なったときは、とても嬉しく後輩にいろいろ言えるぞ。(笑)と思っていた。しかし、それはつかの間だった。早くも五月の終わりに会った陸上競技大会では、自動的に三年生が引っ張らなければならないという一種責任でもあった。更に、学年主任の先生がこんなことを言った。
「三年生になったからといって浮かれているひまはないぞ!」
ときわめて強い口調だった。義務教育最後の年に入りもう皆だらけモードである。こんなときこそ、周りに流されずに自分の意見を持ち、自国の利益だけではなく全地球的な利益を考えられる人間になりたい。
 そのための第一の方法は、自分の意見をしっかり持つことである。僕は、学校では比較的キャラが濃いとよくいわれる。それについてきしてはないしはっきりいって光栄だと思っている。具体的には、先生のものまねや他の人を笑わせることだ。今から九年前僕は、小学校を入学した。その時の僕は今とはまるで違う。例えると明石家さんまのような感じである。何にも考えずにしゃべりとりあえずしゃべり喋り捲っている状態である。その時は、先生がなんか質問すると必ずといって良いほど答えた。逆に、意見を持ちすぎて大変だったくらいである。今はどうだろうか?さすがに今は、九年前みたいではない。当たり前のことである。(笑)今の僕のクラスは、(3−1)とても反応がないクラスである。先生が
「これでいいですか?やDo you understand?。」
と聞かれるもののクラスは、
「シーーーーーーーーン。」
としているのが毎回である。こんなときこそ誰かが手を挙げ意見をいいそれでいいやではダメなのである。陸上競技大会で、クラス全員で走る全員リレーの走順で揉め事が起きいつになく活発に意見が出た。A案とB案が出ていて話は、一方的にB案だった。しかし、W君が僕はA案のほうがいいですといった。
「A案のほうが練習した機会が多いし、時間もないから・・・。」
といった。そこで僕は立ち上がった。
「僕も賛成です。」
この意見をいったことで結局は、A案になった。結果は三位だった。
 そのための第二の方法は、広い視野を持つことである。どの世界でもそうだが決まったパターンをやるよりも少し違ったパターンを使ったほうがいい。という唐突な意見であるがこれは何のことかというと野球のことである。野球というのは、基本的には、簡単な動作から成り立っている。打ったり、走ったり、守ったり、投げたり、いろいろである。野球の中でもサインがある。ランナー出ると「バント」というものがある。これは、自分を犠牲にし相手を次の塁に進めるということである。他にもいくつもあるのだが話すときりがないのでこれくらいにし、高校野球で常勝校といわれている。常総学園の監督である木内監督この監督は、とても面白い、俗に(木内マジック)当たり前のことは当たり前にやるがそれ以上なことをやらねければ、といっていた。確かに、当然の事を当然にやっていてもそれ以上先のSTEPは、望めない。僕もそう思うし少しでもSTEPできるといいなぁと思った。
 確かに、自国の利益を守ることも大事である。しかし、「私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはならない。」という名言があるように自国の利益だけではなく、地球全体の利益を常に考えながら生きていきたい。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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