創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
学ぶ いろな
ものを学ぶとは、何か新しいことを知ったり、何か新しい能力を身につけたりすること、そして、それらをさらに深めたり高めたりすることである。例えば花の名前を一つでも知れば、探す楽しみや見つける喜びは増大することになる。人間が味わう充足感や感動の大半は、ものを学ぶことから生まれるのではなかろうか。
学ぶことは楽しいと思うべきだ。
その理由は、学ぶことにより楽しいと思うことが増えるからだ。塾の数学の宿題、私はいつも先生に分からないことがあったらすぐに聞くのではなく自分で解くことが一番楽しいことだと思う。だから、学ぶことは面白いと思う。それに、自分で学ぶことは、先生に聞いて答えを書くより自分で考えてやったほうがよりよく成長すると思う。
また第二の理由としては、つまらない勉強は頭に入らないからだ。人から言われていやいやする勉強は本当の意味では身に付かない。学習を楽しいと思いじぶんでやっていくことこそ勉強だと思う。
確かに勉強にはつらい面もあるし疲れるからいやと言うのもあるけど、『辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。』という名言があるように自分から進んで楽しく勉強すれば学んだ知識を生かしていくことができるだろう。」
講評 kuri
《第一段落》ポイントをつかんで要約ができています。是非の主題もきちんと書けました。
《第二段落》理由その1も、自分の体験を踏まえて説得力のある実例を書くことができました。ただ、この文章の「いつも」は、不要。文章をわかりにくくしています。
《第三段落》理由その2もよく書けました。確かにいやいややる勉強は身につきませんね。
《第四段落》反対意見への理解と名言の引用もよくできています。大切なのは、いやいや勉強するのではなく、自分から勉強を楽しもうとする姿勢なのですね。素晴らしい発見だと思います。こういう樋本君オリジナルの名言を どんどん作っていってください。
最後のカギカッコが余分です。最後に読み直してチェックしましょう。
また、段落を変える場合は、頭を一マス空けましょう。たとえば、
…学ぶことは楽しいと思うべきだ。
その理由は…
とこのようにです。これで文章がぐっと読みやすくなります。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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