国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
自分から進んで スマイリー
トキのように絶滅寸前にまで追いこまれた動物や、その数を激減させている植物を救おうと努力する姿は、「人間の良識」と評されているその通りと思う半面、偽善ではとのむなしい思いが残る。身近な動物の中にも、姿を見ることがまれになったものが少なくない。アメリカが自然保護で先進国となった一因として、他国より早く自然を破壊したことも考えられる。(要約)
最近日本では、イリオモテヤマネコや、ミヤコタナゴなどが少なくなっている。私はあまり身近ではなかったけれど、もっと身近?な動物が絶滅の危機を知った。それは、チーターだ。アフリカにはたくさんいると思っていたのに、アフリカのチーターはほとんど家族だということだった。今までアフリカのチーターが絶滅の危機にあるなんて考えもしなかったのですごくおどろいた。アフリカのチーターのほとんどが家族だったら、すぐにチーターも絶滅してしまうのではないだろうか。病気などに1頭がかかったら抵抗できる種類もいないまま絶滅してしまうだろう。
カエルも絶滅の危機があるらしい。一年生がカエルをたくさん飼っていたのを見せてもらったことがある。今普通に見ているカエルもいつか絶滅してしまうなんて...。(体験)でも、絶滅の危機にあるカエルはアマガエルで、ウシガエルは増えつづけている。フロンガスによるオゾン層の破壊で紫外線が入ってくるようになり卵の中のDNAが破壊され、アマガエルの赤ちゃん(おたまじゃくし)が生まれなくなるのだ。また、ウシガエルがアマガエルを食べてアマガエルが減ることもある。このようにカエルが絶滅の危機にあるのは人間が原因だろう。人間がフロンガスを大量に使いオゾン層が破壊されたことによってカエルが絶滅の危機におわれている。さらには、人間もいつか絶滅してしまうらしい。カエルも人間と同じ生き物なんだから、もう少し必死に自然を守ろうとした方がいいと思う。今できることを実行し、破壊されつつある自然をもとのようにもどせたらいいと思う。
人間にとって自然とは、本当に大切で、まるで家族のようなもので、なくてはならないものだ。「知って行なわざるは、知らずと同じ」ということわざがある。これは私に当てはまる気がする。自然破壊がどんどん進んでいるということは知っているのに口先だけで、結局はこれといったことをしていない。このことわざを頭にいれて、もっと自分から進んで自然を大切にしようと思う。私に当てはまる、とかいたが、人間全般にもあてはまるのではないだろうか。もっと自然を大切にするようにしたほうがいいと思う。
講評 miri
<第1段落>最近、いろいろなところで目にする自然保護、環境問題についての長文ですね。よく読んできちんと要約できましたね。
<第2段落>アフリカのチーターの例、ほんとうに心配ですね。
<第3段落>「人間が原因だろう」このことがみんなに認識されることが重要ですね。「必死に自然を守ろう」「自然をもとのようにもどせたらいい」スマイリーさんの強い意志がかんじられます。
<第4段落>自然を家族にたとえました。そうですね。あまりに身近ゆえ、おざなりにしがちなところも似ています。考えをわかりやすく表現できた、まとめの段落です。よくできました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |