創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2356 今日1495 合計10849
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   余裕   サボテン

 ものをおいしく食べるにはお腹をすかせたらいい。そうしたら、強制されなくても、誰だって自分から食べようとする。同様に、本来の人間に備わっている好奇心が働き出せば、自然に知識欲が湧いてきて、自然に勉強したくなる。画一的に鋳型にはめられた結果、遊びの好奇心も、自由に働く想像力も、新しい発見の創造力も、みんな学歴主義に塗り込められてしまった。(要約)
 私の通っている中学校では、1時間1時間の間に10分間の休憩がある。その半分は教室の移動や準備でつぶれてしまうのだが、残りの半分は友達と遊んだり話したりして過ごす。今作文を書いていて思ったのだが、もし休憩時間がなかったら私はどうなっていただろう?例えば休憩時間がなく、しかも私の嫌いな地理と理科が続くとしよう。すると、絶対に私の頭の中は、もつれたひもみたいにゴチャゴチャにからまっているだろう。だから、休憩時間があって良かったなと思う。
 他にも、誰かにこれをやりなさいと命令されると、誰だっていやだなと思うだろう。でも、自分から興味を持ってやるとすごく楽しいことに気づけるし、友達とかといっしょにするともっと楽しいからいいと思う。だから、自分の好きなことはもっと興味を持って考えてみたら良いし、苦手なこととかは友達といっしょにやったらいいと思う。
 私は何かをやることは大切だと思う。でも、人間にとって、過ぎたるは及ばざるがごとしというように余裕も必要だと思う。

   講評   kamono

コンパクトに、きちんとまとめました。おいしく食べるにはお腹をすかせたらいい、という比ゆも、良い書き出しになりました。余裕を、授業と授業の間の休み10分間に例を引いてきて、大切な10分間を言いました。余裕のうまい指摘ですね。頭の中は、もつれたひもみたいににゴチャゴチャにからまっている、これも、うまい比ゆでしたね。
「画一的に鋳型にはめられた結果、遊びの好奇心も、自由に働く想像力も、新しい発見の創造力も、みんな学歴主義に塗り込められてしまった」。要約というより、ここで自分の意見を、しっかり言っています。結び、自分から興味を持ってやること、それと、余裕も必要、この二つがうまくつながってこないような気がします。(そうする場合にも)というような言葉を入れておくと、つながってきます。自分から興味を持って何かをやることは大切なことだが、そうする場合にも、余裕が、とやればいいですね。「とか」は、あまり使わないように。
   

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)