低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日3224 今日1109 合計56669
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   夢でお別れ   うえっピ

夢を見た。普段のと違って今日の夢は何か変だった。夢の中では、ぼくと知らない友達とめだかのちびちびくんとミニミニ君になるはずの卵がいた。めだかのちびちびくんとは学校でもらっためだかのことである。ミニミニ君になるはずの卵とは学校でもらっためだかの卵のことである。
 友達が、
「ミニミニくんがかえったよ。」
といって、えびみたいに大きいものを見せた。
そのえびみたいなミニミニくんを、もとの入れ物に入れようとしたら、すのこの床に落ちてしまった。そしてぼくが、
「ねえ、あれってほんとにミニミニくん?」
と聞くと答えは無かった。変だなあと思いながら、ちびちびくんのはいっている入れ物を見てみるとちびちびくんが死んでいた。夢だったからかどうかわからないけど、何も考えず、ミニミニ君になるはずの卵が入っていた入れ物の中を見ると、ミニミニ君になるはずの卵がつぶれていた。友達が見せたミニミニくんは、にせもののようだった。
「ミニミニくんいるじゃん。」
というと、友達が、
「えっああ・・・そう・・・」
といって、その声を最後に目が覚めた。
(変な夢だったな。)
と思いながら、ちびちびくんの入っている入れ物を見ると、ちびちびくんが死んでいた。
はじめはうそだと思っていたが、本当だった。ぼくは、ちびちびくんをティッシュでくるみ、わりばしに、『ちびちびくんの墓』と書いて埋めてあげた。涙があふれでてきてたまらなかった。もしやと思い、ミニミニくんの入れ物を見てみると、ミニミニくんが、つぶれて死んでいた。ミニミニくんも、ティッシュでくるみ、『ミニミニくんの墓』と書いて埋めてあげた。そして、
「また生まれてきたらぼくの近くの人かあるいはぼくのめだかになってね。」
とお墓の前でつぶやいた。
(あっ、もしかしたらぼくにお別れを言いに来たのかな?)
とそのとき思い、そうだよそうだよと思い込んだ。

   講評   siro

七月から、言葉の森では学期が変ります。また新たな気持ちで頑張りましょうね。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)