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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私のペット   すし

「ぴちゃぴちゃ」とメダカが跳ねていた。メダカが水草にからまっていたので、おはしで助けた。
私はメダカを十匹飼っていたが、六匹死んでしまった。しかし、子メダカが、十匹生まれた。学校でも、メダカを飼っていた。2リットルのペットボトルに、砂を入れて、カルキぬきをした水と水草をいれた。メダカは100匹(オス50匹、メス50匹)いたが、一人につき2匹ずつもらったので、残りのメダカの数は、20匹になった。私のペットボトルで飼っていたメダカのメスが死んでしまったので、新しいメスメダカをもらったが、また死なせてしまったら怖いので、残りのメダカの群れの中に入れた。メダカの目をよーく見ると、まるで、ダイヤモンドのような色をしていてとてもきれいだった。学校のメダカは、家のメダカとくらべて、とってもなつきが悪かった。なぜかと言うと、家のメダカは、エサなどをあげても、逃げも隠れもしなかった。でも、学校のメダカは、すぐ隠れてしまう。
ある日、こんな実験をやった。エサをあげる時にスズをふって、なつくか、なつかないかという実験だ。1週間か、2週間ぐらいスズの実験を休まずにやると、なつくようになった。うれしかった。『メダカの飼い方』の本には、『毎日、決まった時間にエサをあげると、なつくようになります。』と書いてあった。なぜ、この実験をやったかというと、メダカと全然ちがう『モルモットの飼い方』という本に、『エサをあげる時にスズなどをふってからあげるとなつきます』と書いてあったので、その方法を、メダカバージョンにしてみたら、なつくようになった。
 わかった事は、毎日、さぼらずに、エサやりなどをすると、ペットに、なつかれて、ペットを飼うのがおもしろくなるんだなとわかった。   

   講評   take

 とても深みのある作文に仕上がっていると思います。メダカの数の移り変わり、自分で試みた実験、そしてモルモットの本を参考にしたというユニークなオチ! 作文に見事な流れができています。
<構成> 「ぴちゃぴちゃ」とメダカのはねる音で書き出しの工夫ができました。おはしで助けるという具体的なエピソードもいいですね。
<題材> 実験の話がけっさくですね。先にスズを鳴らしてえさをあげる実験の話を書き、後からその理由を書くという順番にすることで、実は参考にしたのがモルモットの本だったという意外性がぐんとひきたちます。うまい! 
<表現> メダカの目を「まるでダイヤモンドのような色」と美しくたとえています。すしさんはやはり、観察力がありますね。
<主題> 根気よく世話をした人だけがわかるおもしろさですね。メダカたちも大事にしてもらって喜んでいることでしょう。
 自習も2日できました。乱歩を読んでいるんだね!

☆パソコンで書く作文の場合、項目シールをはるかわりに、<<構成>><<表現>>などの文字列を途中に入れるようにしてください。(山カッコは全角です)
例:「ぴちゃぴちゃ」<<構成>>とメダカが跳ねていた。
☆段落の行頭は1マスあけましょう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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