低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
おふろ うわる
「あっ! 温泉に猿が入っている!」僕は叫んだ。
すぐにママの所へ行き 「猿が温泉に入っているよ!」と言うと「ほんと?」と言ったので ママの手を引っ張って温泉へ行った。
「入っていい?」と聞くと「いいわよ」とOKがでたので僕は入った。
なぜ 猿は温泉が好きなんだろう。長生きしたいからかな?
講評 nakahi
豪斗君、初めての言葉の森への作文はどうだったかな?作文を読む限り、わけなく書いているかな〜という気がしました。有望ですよ(^^)。
さて、とても良い題材を思いつきましたね。いつの話のことだったのかな?とか、どこで猿に遭(あ)ったんだろうなど、豪斗君の作文を読みながら、たくさん想像を膨(ふく)らませてしまいました。きっと先生だけではなく、いろんな人がこの作文を読んでいろいろ質問したくなると思うな。だから、「質問される前に(笑)」細かい情景(じょうけい)や状況(じょうきょう)を書けるようにしようね。例えば__
“「あっ! 温泉に猿が入っている!」僕は叫んだ。これは、今年のお正月に長野に行ったときの話である。地獄谷のとある温泉に母猿が小猿を抱いて入っていたのである。まるで至上の幸福を味わっているかのようなリラックスぶりだった。”___とかね!あ、もちろんこれは先生が想像したことだけどね!こんな感じかしら↓
そんな絵のような出来事を実際に見れた豪斗君はラッキーですね!うらやましいです。
温泉は気持ちよかったかな?
“「入っていい?」と聞くと「いいわよ」とOKがでたので僕は入った。”の後に、“僕もまるでさっき見た猿のように気持ちよく温泉につかった。”とか、自分が温泉にはいってどんな気分になったかなど書いてくれたら、とっても親切な作文になったと思うよ。
“なぜ 猿は温泉が好きなんだろう。長生きしたいからかな?”の部分はとっても良い問題提議(もんだいていぎ)です。自分なりに答えを述べているのも良いですよ。先生が調べた限り、「日本の自然」という本(平凡社)にはこう書かれています。「1963年の厳冬のある日、2歳の小ザルが遊び半分でお湯につかって以来たくさんのサルが温泉に入って体を温めるようになりました。」
面白いね。身体を温めるのは直接的な効果を得られるのだろうけれど、お猿さんたちは温泉につかると長生きできると直感で分かっているのかもしれないね。
とても興味をそそる作文を書いてくれてありがとう。この次も頑張ってね。あ、そうそう。文体はまだ「〜です(説明)。〜ます(描写)」調で書こうね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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