低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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お米の苦労 うるゆ
電気釜で作れるように改良することがケーキミックスの技術的な課題になった。ところが、ケーキミックスは日本の市場で完全な失敗だった。その理由は、御飯をたくのと同じ器でケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうのでないか——。日本の主婦がひっかかったのはそこだった。(要約)
私は、5年生の時理科でお米をつくった時はとても大変だった。最初バケツいっぱいに土をいれて水で土をほぐし肥料をいれる、それからやっと稲をうえる。これで放っておけばいいとおもていたのしがかった。それからが大変だった雨がふったらバケツにたまっている水をすてなければいけないし熱い日は水をあげなければならないのでとても大変だし鳥や虫に食べられないようにネットをかぶせなくてはならないので毎日大変だ。やっと稲ができたころネットをかぶせてあるのに鳥がネットをくぐりねけて身を全部食べてしまったのだ。私は、少し作るだけでも苦労しているのに農業の人は、もっといっぱいお米をつくっているのだからもっと苦労しながら作っているだろうなとおもった。いつもあたりまえのように食べているお米はこんなに苦労しながら作っているのだからもっと苦労の分おいしくあじわって食べないといけないなとおもった。お米はまるで苦労のかたまりだと思った。
お米は、日本人にとって生活でかかせないたべものである。
講評 jun
字数を大幅に増やすことができたね。これは立派。
要約は、自分の言葉を補いながらうまくまとめたね。ただ、後半は、「その理由は、日本の主婦が、ご飯を炊くのと同じ器でケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないかということにひっかかったからだった。」などとすればすっきりしますよ。
米作りの話は、自分の体験だけに実感を込めて書くことができました。バケツに少し作るだけでも苦労しているのにもっと広い田んぼを管理しなければならない農家の人は大変な思いをしているのでしょうね。いつもあたりまえのように食べているお米を見る目が変わったのも無理はありませんね。「お米はまるで苦労のかたまりだ」というたとえも上手です。
結びは、「日本人にとって」という言葉を使って大きく考えることができました。このまとめ方に慣れてきたら、一文だけで終わらせずに、自分がこれからどうしていきたいかなどをつけ加えることができるといいですよ。
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