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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   クリスマスのプレゼント   スピカ☆

 朝起きると、枕もとには、プレゼントが置いてあった。私は、
「やったー」
と、飛び上がりたくなった。クリスマスの日の朝のことだった。
 プレゼントを開けてみると、中には、図書券が入っていた。私が、
「ほしーい」
と思っていたものだ。私は、本が好きだから、おもちゃなどよりも、こっちの方が、嬉しいのだ。 
「やった、やったー」
といいながら、私は、下の部屋に、降りていった。なんだか、とても、ハッピーな気分だった。でも、だーれももいない。だから、私はポッカポカの布団の中で、その図書券で、どんな本を買おうか、考えることにした。というのは、べつに、わざわざ布団に戻らなくてもいいのだけれど、寒いし、ストーブをつけても、温まるのに時間がかかるのだ。そんな寒い中にいようとするのは、頭がおかしい人だ!というわけで、私は、ポッカポカの布団の中で、何を買おうか、考えた。冬眠しているような気分である。
「あんまり高いのはだめだし。でも、あの本も買いたいし・・・・・・」
なんて考えていたら、本当に朝になった。サンタクロースさんありがとう。
 もし、私がサンタクロースなら、 
「子供たちに喜んでもらえるといいな」
と、いつも、どきどきしているだろう。そして、嬉しそうな顔を見たり、
「わーい」
などという声を聞いたら、必ず、
「よかった」
と、ほっとするだろう。その、嬉しそうな子供を見たいから(?)私は、プレゼントを配りにいくだろう。本当のサンタクロースも私とおんなじような気持ちだろう。ところで、サンタクロースは、本当にいるのだろうか・・・・・・。
 私は、プレゼントは、もらう人だけではなく、渡す(あげる)人も、嬉しいいのだ、ということが分かった。けっして、もらう人だけではないということが。

   講評   takeko

おもしろくて、よくまとまっていますね!書き出しのくふう、そのあとの自分の行動が具体的に書いてあるので、物語のように目に見えるようでおもしろいです。先生も図書券をもらうのが一番うれしいので、いっそう共感できるのかも・・・。「なんだか、とても、ハッピーな気分だった。でも、だーれももいない。」ここが特にいいです!クリスマスの早朝という気分がよく出ています。そのあとに、あげる人(サンタクロース)の気持ちをうまく想像できました。サンタクロースはいるか・・・?について、有名な本があります。『サンタクロースっているんでしょうか』これは実際にあった話です。アメリカの少女がこの質問をある新聞社に投書しました。それに対する新聞にのった答えが絵本になったのです。もしこの本を図書館などで見つけたら、きっと「プレゼント」に対するよい考え方がわかりますよ。プレゼントのうれしさ、喜びは、相手に対する思いやりや、愛情から生まれるのですね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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