低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
昔の生活 ピーチ
昔の生活
私は,昔の生活や電化製品について調べることにしました。
最初に,お母さんに聞いてみました。お母さんは三十年前の電化製品のことを教えてくれました。レンジを持っている人は少なかったこと,クーラーは一家に一台で,テレビにリモコンはなかったことが分かりました。レンジは料理をするときよく遣うので,レンジがない家は不便だなあと思いました。
次にインターネットを使って調べてみました。すいはんきやせんたくきにタイマーはなかったことや冷蔵庫の扉は二つだったこと,お風呂は自分たちで沸かしていたことなど色々分かりました。面白いなあと思ったところは電話のことです。ダイヤル式で公衆電話は赤一色だったのです。私は灰色や黒など何個か種類があるのかと思っていたのでびっくりしました。
もっとくわしいことがし知りたかったので図書館の本で調べました。本には昔の暮らし,家の話がのっていました。家にはたたみとしょうじが多く,たんすはプラスチックより木のほうがたくさんあったそうです。他にも外国の果物のことや,遊び方などが書いてありました。私の家にはたたみやしょうじがあるので昔と似ているなあと思いました。
今は三十年前より,生活が便利になりました。でも昔の暮らしのことを知り,昔の道具を使ってみたくなりました。
私も昔のように工夫して物を作ったりして,生活に役立て,勉強したことを生かしたいと思います。
おわり
講評 siro
今回は、「昔の生活」について自分で調べたり聞いたりしたことを書いてくれましたね。公衆電話の話など、先生の知らなかったことも書かれていたので、非常に興味深く読ませてもらいました。こうして昔のことを知ると、昔のお母さんたちが夜なべをしていた理由がわかりますね。ご飯一つ炊くのも、洗濯するのも、今の何倍もの時間がかかっていたのですよね。スイッチ一つで何でも簡単にできてしまうこの時代に生まれたことに感謝する一方、何か大事なことを忘れているような気持ちになりました。
・「最初に」「次に」という言葉を使って、昔のことを順序よく説明することができましたね。「聞いた話」と「自分で調べたこと」も分けて書かれているので、非常に読みやすい作文に仕上がりました。
・最後のまとめがよいですね。紗恵子ちゃんの作文に書かれているよいに、便利な時代だからこそ、昔の道具に知恵を求めることも必要なのかもしれませんね。
パソコン書きの場合は、項目は<< >> という記号で入れてくださいね。カッコのなかに「構成」「題材」などの項目を入れましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |