低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
「子どものころは同じ」 むっちゃん
「そーらーをこえてーららら」
「うるさい」
今日もお母さんはなつかしのアニメソングを歌っている。(構成・書き出しの工夫)
お母さんが小学生のころはテレビが白黒だったそうだ。そうだ、ソーダがのみたくなった。(表現・ダジャレ表現)テレビで見ていたのは、わたしと同じでアニメだった。そのころ見ていたのは「鉄腕アトム」や「魔法使いサリー」や「鉄人28号」などだった。お母さんが一番楽しみにしていたのは、NHKでやっていた「ひょっこりひょうたん島」だ。ドンガバチョやダンディさん、先生やハカセたちの話に毎日夢中だっだ。わたしも「鉄腕アトム」と「魔法使いサリー」はテレビで見たことがある。おもしろいと思うけど今のテレビ番組のほうがおもしろいと思う。お母さんが子どものころはテレビのチャンネルが四つしかなかった。NHKとNHK教育とSTVとHTBだった。だから、アニメ番組が少なくて、一つ番組をみんなで見て楽しんでいた。
お母さんはテレビのアニメだけが好きだった訳ではない。お母さんはマンガの本も好きだった。お母さんが買っていたのは別冊マーガレットという雑誌だ。そのころ出ていた雑誌には、「少女フレンド」「りぼん」「なかよし」等があったそうだ。昔も今もふろくや読者プレゼントが楽しみなのは同じだ。ふろくには、組み立てて作る小物入れや、シールなどがあった。わたしは、「ちゃお」がおきにいりだ。わたしが、持っているふろくにはけしょう品や、ビニールバックなどもある。昔はそういうのはなかったそうだ。(題材・体験実例)
昔も今も子どもがマンガを好きなのは同じなんだなと分かった。(主題・わかったこと)でもお母さんはいまだにわたしのマンガを読んでいる。ハハ。(表現・ダジャレ表現)
講評 kako
こんにちは、むっちゃん。上手に作文が書けましたね。
★第一段落:先生にもなつかしい歌から書き始めていますね。これは「鉄腕アトム」ですね。むっちゃんもこの歌は知っているでしょう?
★第二段落:お母さんが好きなテレビ番組がいろいろ書かれていますね。今はカラーテレビが普通ですが、昔はどこの家も白黒テレビだったのです。先生が小さい時も白黒テレビだったなあ。今のようにたくさんアニメ番組があったわけではないので、本当に楽しみにしていたものです。今の番組の方がどうしておもしろいと思うのかな? 理由も書いてみましょう。
第三段落:お母さんがテレビのほかに好きだったものが書かれていますね。マンがは今もたくさんありますね。昔もたくさんあったのですよ。ふろくも楽しみの一つ。昔と今の共通点もみつけることができましたね。中身は今の方がごうかなのではないかなあ。第二段落と第三段落の中にたとえを入れてみましょう。お母さんが夢中になっている様子やむっちゃんが番組を見た気持ちなど、たとえを使うことができそうです。
★第四段落:第二段落と第四段落にダジャレを入れていますね。なかなか、おもしろい! わかったことも書けましたね。時代が変わっても子どもが好きなものは変わらないようです。むっちゃんが大人になってもきっと同じかもしれませんね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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