低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私の好きな季節 アチャモ
「『私の好きな季節』ってなんだろう。」
作文を書き始めるときに思った。一番最初は、「冬」と思った。
冬は、さむくって、雪が降ってて、水がこおってる。それがおもしろい。さむくっても遊べば暑くなるし、雪が降ってても雪で何か作ることができるし、水がこおっててもスケートができる。この三つはおじいちゃんの家で全部やったことがある。雪は少なくって小さい物しか作れなかったけど、家の前の水ろがこおってるからスケートはできた。長ぐつをはいて氷の上にのった。
「ドボーーーン」
ときどき、氷がうすくって水ろにはまってしまうこともあったけど、楽しい冬だった。
次には、「春」と思った。
春は、暖かくって、花が咲いてて、ちょうもとんでる。それもおもしろい。暖かいから外で遊べるし、花もきれいで長い間見てられるし、ちょうをつかまえて、かんさつして、にがしてあげることができる。この三つもおじいちゃん家でやったことがある。春の終わりごろだったけど、ちょうをつかまえたり、花を見ることもできた。
「ド〜〜〜ン」
時々、石につまずいてころんでしまうときもあった、楽しい春だった。
一番最後にやっとわかった。私の好きな季節は、冬だけではない、春だけでもない。冬と春が私の好きな季節だと。季節は人間にとって大事な物だ。季節は人それぞれ違って嫌いな季節と好きな季節があるからだ。
講評 inoko
アチャモさん、こんにちは。世界の中には、四季のない国もありますが、日本には美しい四季があります。季節の移り変わりを感じるとき、日本に生まれてよかったと思うこともありますね。アチャモさんは、おじいちゃんのところでその季節らしい様々な体験をしていますね。自然の中での体験は、とても貴重ですね。それは、一生の宝物になるはずです。将来お母さんになったとき、子供のころの話としていろいろな自然の中での楽しい話をしてあげられそうですね。
☆ 書き出しの工夫ができましたね。最後の段落が、とてもよく書けています。とても大人っぽいまとめです。全体を通して長い文章でかかれてはいないけれど、淡々とした文章で季節についての作文が書けました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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