低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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夏の喜び ブラックベーダ
「あぢ〜あぢ〜。」(書き出しの工夫)
と毎日言ってはやく冬がこないかな〜と私は毎日のように思っている。だが夏ならではの事はいっぱいある。たとえばすいか割り、私はかなり長い間すいか割りをしていないけれど幼稚園の時にしたのを覚えている。その時は色々面白いことがあった。花火もそうだ。なぜか花火は「夏」というイメージがあり、春や秋や冬にやった覚えがない。けれど私はなぜ春にやらないかと疑問に思う。そしてなぜ冬にやらないのか疑問に思う。春のほうが暖かくいいのに、冬の方が面白そうなのに、なぜかぁ〜と蒸し暑い中で暑いことをやっていなければならないのか。私はどっちかと言うと冬にやる方がいいと思う。けれど花火大会などがあるのは夏だけだ。来年からは冬の花火大会を作って欲しい。(笑)他にもかき氷やアイスクリームも夏だと格別においしく感じる。多分暑い中でキ〜ンと冷たいものを食べたからだと思います。けれど私は冬に食べても言いと思います。他にも夏ならではのことはいっぱいあります。私が一番夏でうれしいことは夏休みです。夏休みは一ヶ月以上あり、その間にやりたいことが出来る。私の否定だが夏休みが長いわけは、秋の休みの分をプラスしているのだと思う。私たち子供にとって夏休みは天国のような事だ。
夏というのはなぜ長いのか私は気になる。なぜ春、夏、秋、冬全て同じ日数じゃないのか。けれどそうなると夏休みが減ってしまう。一年は三百六十五日だから一季節三か月ほどになる。すると夏休みが減ってしまうかもしれない。
夏は人が嫌だと思う人が多いかと思うが、夏にはとんでもない喜びが大量にある事がわかった。「あぢ〜あぢ〜。」(書き出しの結び)と夏の悪いことを考えないようにして夏のいいところで悪いところの埋め合わせをしようと思ってください。
講評 nara
言うと余計に暑苦しい気分になるのはわかっていても、つい口に出していってしまうのが「あぢ〜。」だね。今年は空梅雨で、6月からすでに夏になっていたような感じだ。いつもの年以上に「夏が長い!」と思うかもね。
現代は、冷暖房が整っていて、「暑い夏に涼しい部屋で熱いラーメンを食べる」ことも、「寒い冬に暖かい部屋で冷たいアイスを食べる」こともできる。考えてみれば、かなりぜいたくなことだね。昔はどうだっただろう。冷房はないし、冷蔵庫もどこのうちにもあったわけではない。だから、アイスを買って食べたり、何か気分的に涼しくなるようにくふうしたり、いろいろと「涼をとる」工夫をしたのだね。昔の寒い家で、冬にアイスを食べようという気にはならなかったと思うよ。
子どもには長い夏休みがあっていいなぁ。本当にそう思うよ。秋に休みがないのは、秋は勉強にもスポーツにもいい季節だから、休むのはもったいないのかもね。夏は反対に、普段どおりに生活するとくたびれてしまいがち。秋休みの分が夏に回されたというのは、当たっているかもね。
作文の中ほどが、なぜか敬体(です・ます)になっているよ。今期の表記の課題が「常体で書く」だから、書き終わってからしっかり見直しをしようね。
「私の否定だが」→「否定」でいい? 「推測」などの方がよさそうだよ。
冬の花火について……冬ではないけれど、茨城県の霞ヶ浦では、10月に次の夏のための新作花火の発表会があるよ。10月の夜は、結構冷える。1回だけ行ったことがあるけれど、空気が冷えていて、光もきれいに見えるような気がしたなぁ。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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