低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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母屋はもうひっそり《感》 こと座
巳之助はマッチのかわりに、マッチがまだなかったじぶん使われていた火打ちの道具を持ってきました。「こげな火打ちみてえな古くせえもなア、いざというとき間にあわねえだなア。」巳之助は、今になって、自分のまちがっていたことがはっきりとわかったのです。
私がこの話を読んで一番不思議に思ったことは、なんで巳之助がランプ売りにそんなにこだわったのかということです。
もし、私が巳之助だったら、電灯という新しい道具が出回ったのなら、ランプ売りを続けながら、電球も売ることを考えると思います。そうすれば、たとえランプが売れなくなっても電球が売れれば、それで生活がまあまあ成り立つくらいは、お金をかせぐことができます。
似た話に、お母さんの古い知人で四年も前に使用期限が切れた薬でも、もったいないと言って、すてられない人がいたのだそうです。古い薬は、もったいないからといってのめば毒になるのではないのでしょうか。私にはとても信じられない話です。
まったく新しい方法や考えを取り入れるときには、不安になったり、こわいなと思ったりするものかもしれませんが、新しいものに変わってきたことによって、世の中が便利になったと思うし、また次への発見につながってきたのではないのかなと思いました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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