創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
コネクトフォー《清書》 こと座
「やったあ。勝ったあ。」
お母さんがガッツポーズをしながら、声を上げました。
土曜日の夜のことです。休みの夜は、家族でよくゲームをします。その中でも私が一番好きなゲームは、コネクトフォーです。コネクトフォーは、たて、横、ななめと、どれでもいいので自分のこまを四つ先に並べた方が勝ちという遊びです。お母さんが子どもの頃は、このコネクトフォーに似ている五目ならべという遊びをよくやったそうです。
「はさみしょうぎとか、五目ならべとか、あんまり得意ではなかったなあ。」
この日、私に勝てたお母さんは、まるで魔法使いのおばあさんのように何かたくらんでいるような顔で言いました。
「らいら、もう一回やろう。」
「うん、いいよ。」
今度は、負けた私から始めます。お母さんは、鼻歌まじりに、次々こまを落としていきます。
「ママ、早く入れすぎだよ。」
そのときです。私の四つ目のこまがななめにきまりました。
「ええっ。」
お母さんは目が点になってしまいました。
このゲームでは、集中することが勝つ秘けつだと、お母さんの負け方をみて思いました。チェスもそうです。チェスはまだだれにも勝てたことがないので、たくさんゲームをしてハリーポッターのロンのように強くなりたいです。夏休みにはお父さんからマージャンを教えてもらう予定なので、今からとても楽しみです。
講評 ao
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |