低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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英語より、漢字!! ともっち
みなさん、「インストール」という言葉の意味が分かるだろうか。多分、ほとんどの人が、分からないと思う。実際その意味は、一度ダウンロード(この言葉も外来語!! )したものを、自分のパソコンで使えるようにすることだ。その言葉はパソコンで使われるものだが、わからなかった人も多いだろう。このように、最近は、パソコンだけでなく、日常生活にもこういった外来語が増えてきているのだ。これは、いいことなのだろうか。私はあまりよくないと思う。そんな外来語より、漢字の方が、いいと思う。
理由は二つある。まず一つ目は、漢字は使いこなせるようになるまでは大変だが、とても分かりやすい、ということだ。例えば、民主主義という言葉がある。その言葉は外来語でいうと、デモクラシーだが、デモクラシーだと、どういう意味なのか、さっぱり分からない。だが、民主主義と言われると、漢字から、どういう意味かをある程度は推測することができる。だから、明治時代も、外国から、いろいろ来たものを、漢字に置き換えて、理解していたのだ。だが、今はそんなことはしない。だから、よく理解したりすることも、できないのだ。まず一つ目は、これだ。
二つめは、いろいろな漢字を組み合わせることで、新しい考えを出すことができるのだ。例えば、「環境」と、「問題」。二つはそれぞれ別の意味として使えるが、二つをつなげる事で、またちがう意味になるのだ。これが、漢字の方がいい、理由だ。
反対の理由で考えてみよう。私だったら、漢字は読み方がたくさんあって、大変だから、という理由にしたと思う。例えば、人の名前のとき。私の学校の先生に、阿武先生、という先生がいる。なんと読むか、分かるだろうか。これは、あんの、と読むのだ。このように、なんと読むかも分からない名前もたくさんあるから、間違えて言ってしまったら、失礼だ。そういう意味で、漢字は良くない。確かにそういう意味では、大変だが、やっぱり私は漢字はいいと思う。現代の人々は、漢字のよさを、認めていない。だから、外来語に頼って、損をしているのだ。だから、私は漢字を見直すことが大事だと、思う。
講評 nara
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