国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本の食事の主役  ごはん   スピカ☆

 ケーキミックスは大ヒットした。アメリカ国内で売りつくすと、ヨーロッパやオーストラリアにも進出した。ところが、ケーキミックスは日本の市場では完全な失敗だった。御飯をたくのと同じ器でケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないか——。日本の主婦がひっかかったのはそこだった。
 私は、この長文で、このころは、ものすごく、お米が大事にされていることが分かった。でも、今は、そういうことには、あまりこだわらなくなっていると思う。例えば、ご飯を1つぶ残したとしても、何も言われない。それに、実際、5年生の時の家庭科の教科書に、ご飯のかまで作る、ケーキの作り方や、写真が出ているのだ。これは、今と昔の大きなちがいではないだろうか。
(もっとも、昔といっても、お父さんやお母さんが子供のときぐらいのことだ から、そんなに昔ではない。定規にたとえれば、3・4cmぐらいじゃない だろうか。)
 いくら今はこだわらなくなったといっても、やはり、ふだんの食事の中心はご飯である。パンやめんよりも、ご飯のほうが食べる量は、確実に多いと思う。実際、私の家ではそうだし、学校でもそうだ。日本人はみんなそうだと思う。(でも、学校で、パンとめんの日が、ぐん、とへったのは悲しい・・・・・・)
外国は外国で、その国の主食をたくさん食べていると思う。
(あれ?主食がない国もあったっけ?)
日本では、ご飯を一つぶでも残したら、
「1つぶも残さず食べなさーい!」
と言っていた(いる)。だから、外国でも、パンとか、豆とかを、
「1つも残さず食べなさーい!」
と言うのかもしれない。でも、本当に言っていたら、笑ってしまう。プッ。
 私は、この長文を読んで、お米とは日本人にとって、とても特別なものだということが、分かった。たとえ、こだわらなくなってきたとはいえ、ご飯のほうが、ずーっと上の存在なのである。


   講評   takeko

よい清書になりました。絵もおもしろいのを見つけましたね。そういえば、林望さんの『イギリスはおいしい』を読んでいたら、イギリスには「主食」という概念(がいねん)が無いと書いてありましたよ。夏休み中の電話先の連絡もいただきました。

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