低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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「べちょ」 えうや
僕の家には、文鳥がいる。名前は、『チェリー』。チェリーは妹の、りかが自分で育てるといって、買った鳥だ。チェリーは、なぜか去年の僕の誕生日にやってきた。最初は2羽いて、『チェリー』と『ハッピー』。チェリーは白文鳥、ハッピーは桜文鳥。ハッピーはおとなしく、チェリーはえさをあげに行くと、ハッピーの上に乗ってもらいに来たぐらいの元気。しかも、なんと文鳥では珍しいハゲ(笑)。2羽とも、元気に育っていた。
しかし、悲しいことが起きた。ハッピーが、病気にかかったのだ。頭の半分がまるで、蚊に刺されたように腫れあがった。もしかしたら、本当に蚊に刺されたのかもしれない。そして、急いで病院に行こうと思ったら、病院に着く前にハッピーは死んでしまったのだ。それから妹が大泣きしながら、庭の大きな木の下(だいたい、死んでしまったペットは、この木の下)へ埋めに行った。とても悲しかった。それからなんと、チェリーも病気になってしまったのだ。チェリーは、口に膿のような物がたまり、くちばしが上下合わなくなり、しかも、のどが腫れてきたのだ。チェリーの方は、すぐに病院へ行ったから間に合ったけど、チェリーにとって、すごくまずい薬を飲まなければならなかった(いつも薬を飲む時、逃げようともがいていた)。それを2週間ほど続けて、やっと治った。
チェリーは、相変わらずハゲていた(笑)。病気の時、ハゲのことを病院の先生に聞いてみたけど、体に害は無いと言ったので、心配していた母は安心した。白文鳥のくせに少し灰色で、しかもハゲ。すごく変な鳥だ。すこしずつ羽がはえてきた。ついにまともな鳥になった。さらに、くちばしが赤くなってきた。
僕は、チェリーとハッピーを飼って、ペットを「かわいいから」とか、「おもしろいから」といって、てきとうに飼ってはいけないということが良くわかった。それは、せっかく生まれて来た命をてきとうに飼って、死なせてしまうと、かわいそうだからだ。今は、チェリーは元気に家を飛び回って、みんなを突っついたり、頭に乗ったり、勝手にソファーを自分のトイレにしたりと、すごくやんちゃだけど、みんなにかわいがられ、すごく幸せそうだ。
「べちょ」。またチェリーの糞を踏んずけた。
講評 tama
健くん、こんにちは。夏休みはどのように過ごしていますか?
今回の清書ですが、最後の意見に対する理由を書き加えられたので、さらに良い作文になりました! これからもこの調子でがんばって、楽しくやっていきましょうね(^_^)v。
暑い中、サッカーもがんばっているんだね。今度はサッカーのお話も聞かせてね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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