国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   漢字のチカラ   ミニまろ

 「こないだシブヤに行って来たんだぁ。それでおニューの服買ったり、ストロベリーのパフェ食べたり……休みをエンジョイして来たよっ。」
さてここで問題だ。この会話の中には一体いくつの外来語が隠れているでしょう(笑)? 答えはニュー、ストロベリー、パフェ、エンジョイの4つだ。一見普通に思えるこの会話にも、こんなに多くの外来語が使われていたのだ。私はこれを見て、(何でわざわざ外来語に換える必要があるんだろう? 漢字にすればいいのに……。)と思った。私は会話には積極的に漢字を使うべきだと思う。
 第一の理由は、漢字を使うと意味がわかりやすくなるからだ。例えば“マニフェスト”という言葉を一口に言われても、全く意味がわからない。しかし“政権公約”という言葉に置き換えれば、何となく意味が読めてくるだろう。これこそ漢字の力なのである。
 第二の理由は、漢字には親しみがあり、温かい感じがするからだ。漢字は大昔に中国から日本に渡って来てから、ずっと使われている。とてもなじみの深い文字である。それに対して外来語は、種類は豊富なものの、まだ日本に渡って来てから時が浅く、慣れない点もある。それなのにムリしてカッコつけて外来語を使う人がいて、実は使う本人もよく意味を理解していないため、逆にバカにされることもしばしばだ。それに、外来語にばかりすがって漢字に背を向けることは、漢字に対してとても無礼なことだ。長年付き合ってきた親しいものに対してのアダ返しと同じことになるのだから。だから私は漢字は大切にすべきだと思うのだ。
 確かに漢字にはどこか固いイメージもある。いちいち漢字を使わずにサラリと外来語を用いた方がカッコイイ気もする。けれども「良い友人を得たければ、まず自分が良い友人でなければならない。」という名言のとおり、漢字という友人にふさわしい友人にならなくてはならないのだ。やはり長年の友人は失いたくはないから……。

   講評   nara

夏休み、部活もたいへんそうだね。くっきりと焼けた肌が、夏のがんばりの証拠だね! 

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